エルニーニョ監視速報No.162(2006年2月) 報道発表日平成18年3月10日 概要 太平洋赤道域の大気・海洋の状況(2006年2月)と エルニーニョ/ラニーニャ現象に関する今後の見通しについて解説します。 本文 太平洋赤道域の海面水温は、中部から東部にかけて平年より低かった。海洋表層(海面から深度数百mまでの領域)の水温は、東部で負偏差、西部で正偏差が明瞭だった。太平洋赤道域の大気下層では東風偏差だった。 現在の太平洋赤道域の中・東部で海面水温が平年より低い状態は、ラニーニャ現象である可能性が高く、この状態は春まで続くとみられる。夏は基準値に近い値で推移するとみられる。 問い合わせ先 地球環境・海洋部気候情報課 エルニーニョ班 電話03-3212-8341(内線)5134, 5135 資料全文 エルニーニョ監視速報No.162(2006年2月) [PDF形式:1.43MB] 参考資料