日本に本社を持つ小売企業が、世界80か国3600店舗展開を達成した。一体そんな勢いのある小売企業はどこなのか、と思うだろう。ダイソー?無印?イオン?ユニクロ?はたまた… そのどの企業でもない。正解はメイソウ(MINISO・名創優品)だ。メイソウは中国を中心に世界各国で主に雑貨販売を行っている店舗である。 雑貨から日用品まで、日本のDAISOのような品揃えで、金額は日本円で200円〜300円のものを多く揃えている。 イラストやパステルカラーなど可愛い色味を用いた商品や、低価格にしては洗練されたデザインが魅力なラインナップを揃え、若い女性を中心に人気を集めている。 メイソウの商品パッケージには日本語を使用しており、店舗の内装においても日本語のコピーを多用している。 が、メイソウは2013年、中国・広東省広州からスタートした企業だ。メイソウCEOは中国人起業家の葉国富氏。メイソウ創業以前にはアク