2021年3月26日のブックマーク (3件)

  • 明晰ではあるが、会社に文句ばかり言っていた人の話。

    Tさんは、都内の有名国立大を卒業し、大手企業に新卒で入社した。 もともと明晰であったため、研修期間中にすでに頭角をあらわし注目されたため、同期からは「出世頭となるだろう」と目されていた。 ところが、配属は彼の希望通りとはならなかった。 人事は彼の希望を考慮はしたが、全体のことを考え「今、彼の能力を一番必要としている部署」に配置をしたからだった。 彼は憤慨したが決定は覆らず、彼のキャリアのスタートは不意なものとなった。 そして研修期間は終了し、Tさんはあるチームに配属された。 チームのリーダーは、中途採用された人物であったが、大きな期待をかけられていた。 前職で大きな成果を出していたと思われていたからだ。 だが実際は、控えめに言っても平凡な人物、悪く言えばリーダーシップに欠ける人物だった。実のところ前職での成果は、単に運が良かっただけ、であった。 配属されてきた彼は、その明晰さですぐにリー

    明晰ではあるが、会社に文句ばかり言っていた人の話。
    tasshi820
    tasshi820 2021/03/26
    “早く「人の良いところ」にばかり目が行くようになってくれることを願ってます”
  • こうやって人は、変われなくなっていく。

    一人の新卒がいた。 彼は自分の能力に自信を持っており、100%ではないものの、自分の希望した会社に入れたことに満足していた。同じ新卒の仲間と新人研修では切磋琢磨しあい、時にはチームが高い評価を受けることもあり、彼は希望に燃えていた。 そして、新人研修が終わり、配属が決定した。驚いたことに、彼は希望の部署に行くことができなかった。あれだけ研修で頑張ったのに何故……。疑問だった。 人事に理由を聞いても、「理由は言えないが、適性を考慮したため」という返事が返ってくるだけ。 彼は、「世の中というのは、希望通りに行かないこともあるのだ」と、自分を納得させるしかなかった。 彼が配属されたのは営業だった。 会社の営業部は厳しいことで有名で、新人といえど、それなりの目標を達成することが求められる。彼が求められたのはこれから1ヶ月間の間に、次の2つの目標を達成することだった。 「テレアポで1週間の間に3件の

    こうやって人は、変われなくなっていく。
    tasshi820
    tasshi820 2021/03/26
  • よい職場ほど「私の仕事ではありません」と、堂々と言える。

    今から5年ほど前、こんな記事を書いた。 「これ、私の仕事ではありません」と断る部下たち。どこまでが「私の仕事」なのか? 「Aの「Oを助けてくれ」という依頼を断ったらしいな。」 「はい。私の仕事ではないので。」 「皆、チームだろう。困ったときには助け合いが必要ではないかね?」 「……お言葉ですが、助けているのは私だけです。」 「?」 「いつも、Oさんの尻拭いを私がしています。そういう時、Aは困るといつも私に仕事を投げてきます。我慢して今まではやっていましたけど、流石にどうか、と思い、先月私は「もうOの尻拭いはしません」とAにいいました。 マズいのはOに繰り返し遅れを発生させるAと、人を追加しない会社にあるのでは?もう僕は嫌になりました。ちょうどいいです。言おうと思っていたのですが、僕は来月末に辞めます。うんざりしました。」 こうしてDは会社をやめてしまった。 さて、この状況、一体誰が「ダメな

    よい職場ほど「私の仕事ではありません」と、堂々と言える。
    tasshi820
    tasshi820 2021/03/26
    “会社は「仕事を断らない」に対する見返りを提供していない。”