任天堂が、業績の「V字回復」へ『ドラクエX』に期待しているが、厳しいのではないかという指摘もある。 この報道と、その音楽担当者の醜い発言の数々とが重なって感じられる。『ドラクエ』の音楽担当すぎやまこういちネトウヨ発言は実にひどいものだ。 また、すぎやまこういちは『ドラクエ』の音楽を、内容の相似からワーグナーの『ニーベルングの指輪』を意識したと語っているが、『指輪』の劇中では大神ヴォータンが自分について「歳をとって体力が衰えたら、その代わりとして権力が欲しくなった」と唄っている。 あるいは、芸術家の中には進歩的とか反権力の姿勢をとる人がいて、これには信念の人とカッコつけの人とがいるが、それに反対してみせることで目立とうとする芸術家もいる。 そうした音楽家としては黛敏郎がいたが、彼の右翼ぶりっ子はネタとしてなら有効だった。前衛的な作風で注目されたが行き詰まり、三島由紀夫に接近しながらオペラ『金