34人という大所帯になったリオ五輪競泳日本代表の主将に200メートル平泳ぎの金藤(かねとう)理絵(27)が任命された。女子としては初の大役に本人も「ビックリした」と語った。 五輪担当記者が言う。 「驚くのも無理はないですが、彼女は今、競泳日本代表の中で記録的には一番金メダルに近いところにいる選手。結果で皆を引っ張って欲しいということでしょう」 さらにスポーツ紙デスクは「男子に適任者がいなかった」と解説する。 「年齢的、実績的には背泳ぎの入江陵介(26)がハマりますが、彼は線が細くて自分のことで精一杯。選手が取材を受けるミックスゾーンでよく泣くんですが、先日の日本選手権でも勝ったもののタイムが良くないことが気になったのか、過呼吸になっていた。 高校時代から世界で活躍し、2020年東京五輪でもエースと見られている萩野公介(21)を主将にするという考え方もある。ただ、彼は小学生の頃から敵なしで、