3月11日、私は今回の東北地方太平洋沖大地震に遭遇した。幸い私や家族に身体財産上の損害はなかった。これに被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。 東北地方は深刻な津波被害に襲われた。いまも懸命の救援活動が行われている。被害の大きさからして本格的な復興作業はもう少し先になるのだろう。 現在進行形の深刻な問題としては、福島第一原子力発電所における諸事象がある。地震直後に原子炉の緊急停止に成功するも、その後の津波で受けた損害により、非常用炉心冷却装置が機能しなくなり、炉心の余熱を外部に放出することが困難になった。その後、1号機や3号機における水素爆発による建屋の損壊、2号機におけるサプレッションプールの破損、4号機による使用済み燃料が原因と見られる火災など、きわめて深刻な事態となり現在に至っている。 事態を安定化しようと現場で必死の努力を重ねる作業者・技術者の皆さんには心から敬意を表する。
「使命感持って行く」=電力会社社員、福島へ−定年前に自ら志願 「使命感持って行く」=電力会社社員、福島へ−定年前に自ら志願 福島第1原発の事故で、情報提供の遅れなど東京電力の対応に批判が集まる一方、最悪の事態を避けるため、危険を顧みず作業に当たる同社や協力会社の社員もいる。地方の電力会社に勤務する島根県の男性(59)は、定年を半年後に控えながら、志願して応援のため福島へ向かった。 会社員の娘(27)によると、男性は約40年にわたり原発の運転に従事し、9月に定年退職する予定だった。事故発生を受け、会社が募集した約20人の応援派遣に応じた。 男性は13日、「今の対応で原発の未来が変わる。使命感を持って行きたい」と家族に告げ、志願したことを明かした。話を聞いた娘は、家ではあまり話さず、頼りなく感じることもある父を誇りに思い、涙が出そうになったという。 東京電力側の受け入れ体制が整った15日
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