総務省が先日発表した最新の「家計調査」は、日本人の所得減少と消費意欲減退をあらためて浮き彫りにするものでした。欲しいモノがなくお金もない日本人は、今、何にお金を使っているのでしょうか?メルマガ『マンさんの経済あらかると』を配信中のエコノミスト斎藤満氏が分析します。 ※本記事は、『マンさんの経済あらかると』2017年5月31日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。 プロフィール:斎藤満(さいとうみつる) 1951年、東京生まれ。グローバル・エコノミスト。一橋大学卒業後、三和銀行に入行。資金為替部時代にニューヨークへ赴任、シニアエコノミストとしてワシントンの動き、とくにFRBの金融政策を探る。その後、三和銀行資金為替部チーフエコノミスト、三和証券調査部長、UFJつばさ証券投資調査部長・チーフエコノミスト、東海東京証券チーフエコノミ