【写真】その他の写真を見る 松之助さんは神戸市出身。1948年に五代目笑福亭松鶴に入門し、二代目松之助を名乗った。93歳で、上方落語界の最長老だった。おおらかな性格で知られ、入門直後に無断で上京し、戻ってきたさんまを再び優しく受け入れた。さんまのテレビタレントとしての才覚を見抜いたことでも知られる。 舞台に対して実直だった松之助さんの思いを受け継いださんまは悲しみに暮れることなく、ステージに立った。オープニングトークでさんまは「私もいろいろありましたけど、今日こけら落としを迎えることができました」とあいさつ。岡村が「まさか、今日がというところはありますけど」と思いを代弁した。 その後は、ひたすら笑いを取り続けた。25日からWWホールで外国人観光客も楽しめるノンバーバルショー『KEREN』が上演されるが『駐在さん』らしい簡易なセットに「こけら落としが、この貧素なセット。もうちょっと凝ってもい