崎陽軒(きようけん)から販売されていた焼売弁当のメニューの1つ。加熱機能付容器使用のシウマイ弁当。 歴史と概要1987年(昭和62年)2月に初登場。おなじみの焼売が20個入りの容器で、外側に出ている紐を引っ張ると内蔵された薬品が化学反応を起こして発熱し、その熱を利用して容器内の焼売を加熱する仕組み。紐を引くと轟音と共に勢い良くジェット機の噴流の如く、熱々の蒸気が立ち上る様から“ジェット”の名を冠する。 原理的には生石灰と水を使い酸化反応により発熱させる。酸化反応で熱を得る点は鉄を酸化させる使い捨てカイロなどと同じで、より大きな熱を短時間で得るところが異なる。同様の仕組みを持った同業他社から販売された他の料理の弁当類なども多数ある。ただし見た目の豪勢さとは裏腹に完全に加熱されるまでにはかなり時間がかかり、崎陽軒の焼売弁当で約7~8分ほど待つ必要がある。このため食べたい時にすぐさま加熱完了出来