小泉純一郎元首相は27日、東京都内で講演し、安倍晋三首相の衆院解散の判断について「自民党は安定多数で、必要のない解散。仮に勝っても安倍総理の信頼度が高まる選挙にはならない」と批判した。また、小池百合子都知事の「希望の党」について「衆院選で原発ゼロを争点にすると希望の党は完全に伸びる。一番怖いのは自民党だ」と指摘した。
憲法学者や労働組合、市民らでつくる憲法改悪阻止各界連絡会議(憲法会議)は26日、安倍晋三首相が25日の衆院解散表明後に出演した報道番組で憲法改正への意欲を述べたことを受けて、「9条改憲は許さない」と呼びかける声明を発表した。 声明では、今回の解散を「森友・加計問題の疑惑徹底解明を求める臨時国会の開催を葬り去り、『今なら勝てる』との冒頭解散は、党利党略、権力の私物化だ」と指摘。出演した番組で安倍首相が「自衛隊の存在を明記することに向けて議論が進む」などと述べたことから、選挙の結果次第では「改憲発議に向け一気に走り出すことは明らかだ」とした。その上で、「自衛隊が『合憲』か『違憲』か等の考え方の違いを超えて『安倍政権の下で9条改憲は許さない』の一点で共同すること」を全国の市民に呼びかけた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く