西予市の縫製会社で働いていたベトナム人の技能実習生に対し、残業代などおよそ2700万円が不払いになっていた問題で、この縫製会社に製造を委託していた大手衣料会社側が実習生への救済支援を行う方針を決めました。 この問題は、西予市宇和町の縫製会社で働いていたベトナム人の技能実習生11人が、おととし以降では残業代など総額にして2700万円ほどが不払いになっていたとして、縫製会社に支払いを求めているものです。 一方で、縫製会社については代理人の弁護士によりますと、破産に向けた準備を進めているということです。 この問題で、縫製会社に製造を委託していた京都市の衣料品大手、ワコールホールディングスは、このほど、実習生への救済支援を行う方針を決めました。 ワコールホールディングスによりますと、パジャマの製造について傘下のワコールが一次委託した大阪市の会社が、3年前からことし9月にかけて、さらにこの縫製工場に