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ブックマーク / anoda.cocolog-nifty.com (4)

  • 月に行くのは、より道・遠回り・行き止まり - マツドサイエンティスト・研究日誌

    私は、バリバリの有人宇宙飛行推進派だ。より遠く、より広く、誰でも行ける宇宙旅行を目指す。 いずれは人類の宇宙進出するのが究極の夢だ。 だが、その私でも月に行くのは賛成できない。それが、より道・遠回りとしか思えないからだ。いや、それどころか袋小路の行き止まりとさえ思えている。 月に行くメリットはない 人類の宇宙進出が目的の場合、火星とか小惑星、ガニメデ・エウロパのような資源を持つ可能性のある場所に行かないと意味がない。この場合、資源とは水など人間の生存に必要な物質の事だ。 当然の事ながら、宇宙ステーションなどのある地球周回軌道には何の資源も無い。だから、定期的に地球から補給物資を送らなければならない。これが、ある程度以上の発展を阻んでいる。 月も物資は無い。正確に言えば、あるのは岩と砂だけだ。水は科学的な研究対象で分析できる程度の量しか無いだろう。人間が生きていくのに必要な量は無い。 人間が

    月に行くのは、より道・遠回り・行き止まり - マツドサイエンティスト・研究日誌
  • 【人類は宇宙へ飛び出そう まずは小惑星から】 第5章『小惑星開拓宇宙船は 19世紀のテクノロジー』(1/2) - マツドサイエンティスト・研究日誌

    第5章『小惑星開拓宇宙船は 19世紀のテクノロジー』(1/2) いよいよ、お待ちかねの宇宙船の設計だ。 小惑星の開拓するのだから、「惑星間航行宇宙船」だし、もちろん、人が乗るのだから「有人宇宙船」、その上「自己増殖」できるのだから、一体全体どうなっているのだろう・・・って、皆さん期待していらっしゃるかと思う。 だけど、悪いが、期待は裏切らせてもらう。 小惑星の開拓に使う宇宙船は、見るも無残な「ローテク宇宙船」なのである。 「自己増殖」と聞くと、SFならナノマシンとかの怪しげな名前のオーバーテクノロジーで「実現」するのが常套手段だ。だが、難しい技術を、より難しい技術で「実現」するのは、「実現」じゃなくて「誤魔化し」に過ぎない。 当に実現させたいなら「難しい技術」を「簡単な技術の組合せ」にしないといけない。 そもそも、小惑星開拓宇宙船は有人で搭乗員が乗って居るのだから、無人で完全自動の自己増

    【人類は宇宙へ飛び出そう まずは小惑星から】 第5章『小惑星開拓宇宙船は 19世紀のテクノロジー』(1/2) - マツドサイエンティスト・研究日誌
    tei_wa1421
    tei_wa1421 2008/05/09
    こんなのやってるなんて気がついてなかったorz 跡で読む
  • サイエンス、エンジニアリング、モノ作り - マツドサイエンティスト・研究日誌

    ここ何週か、M大学の経営学部の一年生を相手に講義をして居る。大学生に講義をすること自体は珍しくないのだが、普段は理工学部が多く、経営学部のように文系の学生に教えることは滅多にない。 文系の学生は、理工学部と違い、女性の比率が高く、また男女ともファッショナブルで華やかである。 こう言った外見上の差異よりも、ずっと大きな違いは内面的なものだ。理工学部の学生の場合、私が教える事、つまりサイエンスやエンジニアリング、モノ作りに対して、既に価値を見出して居る。 それに対し、文系の学生は、そう言った事に価値を認めて居ない訳で、そう言った学生相手に、話が通じるかが、最大の課題になる。少なくとも、最初の講義の前は、そう考えて居た。 だが、実際に講義を始めると、私の話に、それなりに付いてくる。ちゃんと、サイエンスやエンジニアリング、モノ作りの面白さを伝えようとするところに興味を持ってくれるのだ。 M大学・経

    サイエンス、エンジニアリング、モノ作り - マツドサイエンティスト・研究日誌
  • 最近の若い者は・・・ - マツドサイエンティスト・研究日誌

    昨日、都内某所で、ちょっと講演をした。昔、世話になったことのある大先生に頼まれて断れきれなかったのだ。最近は、宇宙旅行とか火星や小惑星の命名権やらの土地の権利とかをネタにして、怪しげな事もあるらしいので警戒した。しかし、そう言ったものでは無く、心配は全くの杞憂であった。結果的には、色々な人に会えたし、面白かったので、講演して良かった。 このブログで事前に告知しなかったのは、会場になる会議室が満員になるくらい既に予約が入っていると言うことだったからだ。 で、会場に行くと、50人弱位の人が集まったのだが、普段の『客層』と全く違うので驚いた。普段は、専門の技術者や科学者が集まる学会やら、マニアの集まる SF 大会やロフトプラスワン、宇宙作家クラブのミーティングで喋っているのだが、この場合、聞いている人は、宇宙に関して、それなりに知識がある。 ところが、昨日は、全く宇宙とは関係の無い職業でマニアで

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