株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
中国初の災害対策衛星、8月に打ち上げ 2008年6月6日 「今年8月に、中国初の災害対策用小型衛星を打ち上げる予定だ。まずは3機で構成し、最終的には8機からなる衛星群を作る。国家災害対策委員会はこれを利用して、宇宙・空中・地上が一体となった災害監視・事前警告・評価システムを構築する。そうなれば、災害対策のための情報収集や技術支援はよりタイムリーに行えるようになる」。民政部国家災害対策センター衛星リモートセンシング部の范一大主任は、記者にこう語った。 5月中旬時点で、民政部国家災害対策センター衛星リモートセンシング部は、すでに19機の衛星が撮影した317カットの被災地画像データを受け取っている。19機のうち中国の衛星は6機で、ほかは、日本、イタリア、インドネシア、ベルギー、米国などのものだ。 これらの衛星写真を使って、ブン川県の被災状況の分析を急いでいる。 衛星データの入手 5月12日、ブ
日本の月探査機打ち上げ迫る、独走の目論見崩れる (松浦 晋也=ノンフィクション・ライター) この夏、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、月探査機「かぐや」をH-IIAロケット13号機で打ち上げる。打ち上げは当初8月16日に予定していたが、直前に電子回路の配線ミスが見つかったため延期した。月への打ち上げは、1か月につき1週間ほどの打ち上げ期間内に、打ち上げる必要がある。地球、月、太陽の相対的な位置関係により、宇宙機に太陽光の当たる方向が決まるためだ。9月は、13日から21日を打ち上げ期間に設定しており、トラブルがなければ初日の9月13日の打ち上げを予定している。 「かぐや」は90年代初めに、旧宇宙開発事業団(NASDA)が企画し、旧宇宙科学研究所(現JAXA宇宙科学研究本部)と協力して開発を進めてきた。この段階では、アメリカを初めとした諸外国は月に興味を示しておらず、日本だけが国際的に
我が国の財政がどういう状態になっているか。国民100人に質問すれば、おそらくそのうちの99人は、借金漬けで破綻状態だと答えるだろう。だが、はたして本当にそうなのか。それに関する興味深い発表が6月25日にあった。 それは財務省が発表した 2006年度末における国の債務残高である。それによると、債務残高は、前年比 0.8%増の 834兆円。これは過去最高の額で、国民一人当たりにすると 653万円になる。 これを受けて新聞各紙は一斉に、「また借金が増えた」と厳しい財政事情を書き立てた。朝日新聞は「『ローン地獄』脱出道遠し」という見出しをつけている。なにしろ債務残高は GDP の 1.6倍。税収の 17年分の借金を抱えている計算になる。確かに先進諸国のなかで、こんな国はほかにない。 しかし、債務残高が大きければ財政事情は苦しくて、小さければ財政は好調だという単純な話ではないこともまた事実である。そ
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