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ブックマーク / medical.jiji.com (5)

  • 子どもの疥癬がひそかに流行 アトピーとの誤診で長期化も

     疥癬(かいせん)は疥癬虫「ヒゼンダニ」が起こす感染症の一種だ。近年、高齢者の介護施設などで集団感染が話題に上ることが多いが、実は子どもの間でもひそかに流行している。適切な治療を行えば数週間程度で完治するが、怖いのはアトピー性皮膚炎との誤診。九段坂病院(東京都千代田区)皮膚科の大滝倫子医師は「ステロイド剤を使用すると、症状が悪化して1~2年も続いてしまいます」と警鐘を鳴らす。 ◇集団感染の恐れも ヒゼンダニは手首の内側や手のひら、指の間、脇の下、太ももなどに好んで住み着く。その際、ダニそのものや脱皮殻、ふんを免疫細胞が攻撃するため、かゆみや皮疹といったアレルギー反応を起こす。症状には赤い皮疹ができる通常の疥癬と、皮膚が灰白色に変質する角化型と呼ばれる重症の疥癬の2タイプがある。 前者はダニの数が数十匹だが、後者は100万~200万匹が寄生するため、隔離の必要がある。ダニは温度が16度以下

    子どもの疥癬がひそかに流行 アトピーとの誤診で長期化も
  • 健康な子の死亡、後絶たず=オミクロン株流行で―識者「ワクチン、正しい情報を」・新型コロナ

    新型コロナウイルスのオミクロン株流行に伴い、健康な子が感染して亡くなる例が後を絶たない。死亡幼児らの半数に基礎疾患がないとの調査結果もあり、専門家は保護者らにワクチン接種に関する正しい情報を得た上での判断を求めている。 国立感染症研究所などによると、同株流行前の昨年末時点では、亡くなった20歳未満の感染者は累計3人だった。しかし、同株流行による感染者総数の増加に伴い、今年1~8月では41人に急増した。 このうち詳細に調査できた29人を分析すると、14人には中枢神経疾患や先天性心疾患などがあった一方、残る15人は基礎疾患がなかった。 15人の内訳は0歳4人、1~4歳2人、5歳以上9人で、医療機関到着時の症状は発熱や意識障害などが目立ち、6割超が発症後1週間未満で亡くなっていた。死亡に至る主な経緯は、多くの例で中枢神経系や循環器系の異常が疑われたが、呼吸器系異常はなかった。 厚生労働省によると

    健康な子の死亡、後絶たず=オミクロン株流行で―識者「ワクチン、正しい情報を」・新型コロナ
  • 「糖尿病」の名称変更へ ~患者の9割が不快感—糖尿病協会~

    糖尿病協会は7日、「糖尿病」という名称の変更を検討する方針を明らかにした。患者の大半が不快感を抱いていることなどを踏まえたもので、今後1、2年のうちに新たな病名を提案したい考えだ。日糖尿病学会とも連携し、具体的な検討を進める。 都内で同日開いたセミナーで説明した。患者を対象としたインターネットによるアンケート調査(2021年11月8日~22年9月30日実施)によると、回答者1087人の9割が病名に何らかの抵抗感・不快感を持ち、変更を希望する人が8割に上った。「尿」という言葉が持つ負のイメージへの懸念が多かったという。 同協会の清野裕理事長はセミナーの冒頭、「糖尿病に対する誤った認識が偏見を助長し、差別を生んでいる」と指摘。具体例として「生命保険や住宅ローンに加入できない」「就職が不利になった」「怠け者のような目で見られる」などを挙げた上で、医療従事者やメディアが事態改善に力を注ぐ必要

    「糖尿病」の名称変更へ ~患者の9割が不快感—糖尿病協会~
  • 後遺症を残さない熱中症の応急処置と治療 ~重症化で高次機能障害や死亡も~|こちら診察室

    これまでは熱中症の予防について解説してきましたが、今回は熱中症への対応について解説します。熱中症の予防と治療は明確に分けるようにしてください。 熱中症患者への対応、および治療は正確さとスピードが重要です。熱中症は重症化すると、多臓器不全を起こして死に至る病気でもあります。さらには、あまり報道されていないのですが、熱中症で後遺症を患い、一生つらい思いをしているケースが多くあります。 その後遺症とは脳を中心とした中枢神経障害です。いわゆる高次機能障害で、記憶力低下や集中力低下、睡眠障害などがずっと残ります。熱中症では、脳血流が不足して、酸素や栄養素が届かなくなった状態に高体温が加わり、中枢神経障害が起こります。 これを防ぐには、発症の早期に適切な対応を迅速に実施するしか手段がありません。病院に搬送された時点では手遅れの場合が多いのです。脳神経は、一度障害を受けたら元には戻りません。そんな不幸な

    後遺症を残さない熱中症の応急処置と治療 ~重症化で高次機能障害や死亡も~|こちら診察室
  • コロナ禍で気になる「帯状疱疹」 ~早期の発見・治療が重要~|Dr.純子のメディカルサロン

    新型コロナウイルス感染症の拡大が続いています。生活環境が変化して、働き方が変わった人や経済状況が大きく変わった人など、ストレス状況が継続しています。 そうした中で今、気になっているのは、帯状疱疹(ほうしん)発症で病院を受診する人が増えていることです。 帯状疱疹というと、50歳以上の人が発症するというイメージがあるのですが、20代、30代の若い世代の人が発症することもあり、注意が必要です。 ◆顔面に神経まひ 20代後半の企業事務職のAさん(女性)は、イヤホンをしようとして、右の耳介(耳の見えている部分)に痛みがあるなと思ったそうです。 気が付かないうちに引っかいたのか、と思っていたのですが、そのうち、ピリピリと痛みが続き、近くの耳鼻科を受診しました。 すると、耳介に発疹があり、帯状疱疹が疑われると診断を受けました。さらに医師から、右の口元がわずかに閉じにくくなっており、軽い顔面神経まひを起こ

    コロナ禍で気になる「帯状疱疹」 ~早期の発見・治療が重要~|Dr.純子のメディカルサロン
    temimet
    temimet 2020/10/05
    顔にも出るのか
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