その主要なツールは、豪Atlassianの商用製品である、チケット管理・PMツール「JIRA(ジラ)」、バージョン管理ツール「Stash」、CI(継続的インテグレーション)/ビルドツール「Bamboo」。さらに、オープンソースソフト(OSS)の単体テストツール「JUnit」と「DBUnit」、画面テストツール「Geb(ジェブ)」だ。これらがすべてつながり、一つの開発・運用環境になっている。 その使い方は次のようなものだ。まずリーダーがチームのタスクをチケットとしてJIRAに登録。メンバーはそれを基に、ソースコードとテストコードを書き、Stashにチェックインする。そのコードに対し、Bambooがビルドを、JUnitとDBUnitがテストを行う。そうしてできた実行可能ファイルは、Bambooが検証環境にデプロイし、さらにGebが画面テストを実行する。 検証環境、本番環境といったインフラの構築