先日のSCEによるPS3のLinuxサポート中止に続き、またもやLinuxユーザをがっかりさせるニュースが届いた。4月2日、OSSのメディアプレーヤーとして人気の高いSongbirdが、Linuxサポートを中止すると発表した。 Songbirdのエンジニアリング担当バイスプレジデント Georges Auberger氏は同社のブログで「Linuxサポート中止は、Songbird創立以来、もっとも辛い決断」としながらも、「すばらしいLinuxプロダクトとしてリリースしていくことは、もうできない」と宣言、現在開発中の次バージョン"NOFX"はWindows版とMac版のみのリリースになるという。NOFXは4月末リリース予定で、MPEG-4やWMVエンコーディングのサポート、ビデオ再生機能の改善など多くの機能強化が実施されるバージョンだけに、リリースを楽しみにしていたLinuxユーザも多かった