トビイロウンカ 箱剤施用しっかり 強く推奨 費用助成も 自治体・JA対策加速 西日本を中心に水稲でトビイロウンカの記録的な被害が発生したことを受け、2021年産での対策を徹底する動きが出てきた。シーズン最初の対策となるのが、育苗箱に散布する箱施用剤。他の病害虫を対象とした剤では効果に大きな違いが出るため、田植え前から効果の高い剤を農家に勧めるJAや、費用を助成する自治体もある。(石川大輔) 育苗箱に使う箱施用剤は、田植え後も一定期間、効果が持続する。…… 悲しみ抱え、前へ 東日本大震災10年で追悼式 東日本大震災の発生から11日で10年を迎えた。東北地方の被災地では穏やかな晴天が広がる中、遺族らが献花台や追悼式に足を運び、鎮魂の祈りをささげた。 甚大な津波被害を受けた岩手県陸前高田市は、県と合同で追悼式を開いた。新型コロナウイルス対策のため会場を二つに分け、遺族ら計約500人が参列した。