「スピードアップ」=「努力を怠る」ではない私たち米Lifehackerの編集部は、便利なショートカット(近道)について、いつも考えています。もっと速くタイプできるようになるショートカット、メールの受信トレイを空っぽにするショートカットなどなど。 こうしたショートカットの目的は、工夫をこらして効率をアップすることです。 ところが、「ライフハック」ムーブメントが広まるにしたがい、これに便乗して、実際の努力に代わる「手抜き」や、「一攫千金」のためのショートカットを広める人も増えてしまいました。 甘い言葉の裏側これらは目新しいものではありませんが、何かにつけて効率がもてはやされる時代の中で、一種カルト的な称賛を得ています。そして人々は、スピードアップと手抜きを取り違えるようになってしまいました。 一例として、ティム・フェリス氏を一躍有名にした著書『「週4時間」だけ働く。』(邦訳:青志社)を取り上げ