2012年06月30日19:54 カテゴリ日記 持たざる投資 ここ数年、個人投資家が個人投資家らしく勝つためにはどうすべきかと言うことを考えてきた。そして辿り着いたのが「持たざる投資」だった。僕ら個人投資家は、高度な分析能力や機関投資家だけがアクセス可能な情報を持っていない。その一方で、彼らが必要とする最低限の規模感や、自らの手足を縛っているようにしか見えない運用ルールを持つ必要がない。昔から言われていることだが、この自由度の高さが、非職業投資家の唯一にして最大の武器だと思われる。(その意味では、デイトレーダーだからと言って毎日利益を挙げなければならないと言うのも非効率なルールである) プロのアナリストは、それぞれに担当のセクターを持っている。一つの業界を深く分析しようとすればそれだけ専門性が高まり、自ずと守備範囲は狭くなる。だから僕は逆に、物事の表面だけを薄く広くなぞっていくことを心がけ