ノリタケ伊勢電子の前身である伊勢電子工業の中村 正(現名誉会長)が発明し、 現在では世界中の様々な機器の表示デバイスとして身近に目にするようになった、純国産技術である蛍光表示管(VFD)。 その始まりは当時、ニキシー管に代わる優れた数字表示管として電卓に採用され、世界中に広まった単管タイプのVFDでした。 そんな単管タイプのVFDのひとつ「DG19E」を見つけた日のこと。 今でも動くのだろうかと電圧を加えた瞬間、とても三十数年前に作られて以来ずっと眠り続けていたとは思えないほどに、 煌々と光り輝きました。 そんなVFDに今一度役目を与えたいとの想いから、この蛍光表示管時計キットを開発いたしました。 「DG19E」の数そのものが僅かしかありませんので、数量限定品として、ノリタケ伊勢電子の原点をお届けいたします。