インターネットバブル時代に活況を呈したEAI(Enterprise Application Integration)は、ベンダー独自の接続技術を用いたが、その一方で標準仕様によるシステム間接続が望まれ、近年、彼らの製品のほとんどがWeb サービスに対応している。2003~2004年には先進企業から事例が紹介され、Webサービスは実用段階に入った。Webサービス適用段階には一般的に、社内接続⇒特定企業間接続⇒不特定企業間接続という段階があるが、今はどの段階なのか、基幹系システムへの適用状況はどうか、を事例から概観し、後半は主要ベンター動向を紹介する。