「TIPS:[ASP.NET]検証コントロールのエラー・メッセージを一元管理するには?」では、ASP.NETの検証コントロールで出力するエラー・メッセージを一元的に管理する方法について紹介した。そのTIPSでは、分かりやすさを優先してメッセージ生成のロジックを.aspxファイル上にまとめて記述しているが、本来、こうしたアプリケーション共通の処理はどこか1カ所で共通的に定義するのが好ましい。 アプリケーション共通の処理を記述するには、Global.asaxやHTTPモジュールを利用する方法もあるが、今回の例のように、Pageクラス(System.Web.UI名前空間。ASP.NETにおけるWebページの実体)にアクセスする処理を記述しなければならない場合には、Pageクラスを継承した独自のクラス(Page派生クラス)を定義する方が便利だ。 Page派生クラスにアプリケーション共通の処理を定義