前島密切手とは? 「日本郵政の父」と呼ばれる前島密ですが、その活躍は郵政だけに留まらないようですね。 「縁の下の力元になることを厭うな。人のために良かれと願う心を常に持てよ」という座右の銘があったようですが、その言葉通り様々な事業を展開し、「近代文化の扉を開いた」人物とも言われています。 甥っ子に絵草子と三字経を甥に教えて、漢字教育の難しさを痛感した前島密は国民に学問を広めるためには、難しい感じの使用をやめるべきとの趣旨のもと、1866年、「漢字御廃止之議」という建議書を時の将軍徳川慶喜に提出しました。ご存知の通り、この建議書は取り上げられることはありませんでした。 基本的に漢字文化圏に属している日本人・中国人等は世界的に見てIQが高いと言われており、これは漢字の使用によるものが大きいようです。しかし、日本の常用漢字2,136文字とも言われている文字数を覚えるだけでも脳のキャパシティの多く