東京・明治神宮外苑地区の再開発計画で、国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京都新宿区)は2日、既存の樹木に周辺の温度を下げる効果があり、ヒートアイランド現象の影響などを抑えるため、できる限り残すよう求める提言を都に出した。 再開発を行う三井不動産などの事業者は、現在植えられている樹木1904本のうち556本を伐採する方針。都庁で会見したグリーンピース・ジャパンの気候変動・エネルギー担当鈴木かずえさん(58)は「ヒートアイランド現象の影響や気温上昇を緩和するため、既存の植物を保存する必要がある」と訴えた。