シニア層と若者に比べ、団塊ジュニア世代(1970~74年生まれ)は学校が「好き」だという人が少ない──学生服メーカーのトンボが実施した、世代間の制服に関する意識調査でこんな結果が出た。第2次ベビーブームで人口が多く、最も受験戦争が厳しかった時代だったのを反映しているようだという。 団塊ジュニア世代は、高校について「嫌い」だと回答した割合が最も多く(31.5%)、「好き」が最も少なかった(30.5%)。現役高校生(2000~12年生まれ)の51.5%が「好き」で、「嫌い」が20.0%なのに比べ対照的だった。 団塊世代(1947~49年生まれ)も「好き」が51.5%、「嫌い」が11.5%。高校だけではなく、中学も「好き」は団塊ジュニア世代が最低なのに対し、シニア層と若者層が高いという結果だった。 団塊ジュニア世代は1学年が200万人超と多かった世代。厳しい受験戦争に加え、「不良が多かった」「学