FMD検査についてちょっと「おさらい」をしてみました。血流依存性血管拡張反応Flow-mediated Dilation (FMD)) 血流量の増加により刺激された血管内皮から血管拡張物質亜鉛化窒素が放出され、血管が拡張する反応である。 上記の反応を動脈硬化度の測定に用いる検査方法。 被験者の腕部にカフで5分間完全駆血し、駆血解除後の血流をエコー検査で診断。 血管の拡張率を数値化する。 拡張率が低いほど動脈硬化の危険度は高いと考えられている。 ##FMD/見た目にはわからない血管内皮の「機能」を診る 動脈硬化から脳・心血管イベントへと連なる“Cardiovascular Continuum(心血管イベントの連続性)”における最初の異常は,血管内皮機能の低下として現れる。 見た目にはわからない「機能」の障害を捉えることができる血流依存性血管拡張反応検査(FMD)は,動脈硬化の存在をいち早く発
ESCからの情報 Siller-Matula JM, et al "Effect of proton pump inhibitors on clinical outcome in patients treated with clopidogrel: a systematic review and meta-analysis" ESC 2010; Abstract 3745. 併用服用患者で心筋梗塞31% (95% CI 1.12 to 1.53)増加を示した ただ、死亡リスクは増やさず (RR=1.04, 95% CI 0.93 to 1.16) PPIによる消化管出血リスクを半減する効果も認められ、臨床の場の悩みが増えた 後述(H22.10.8) オメプラゾールはクロピドグレル併用で心血管悪影響与えず、消化管イベント防止?
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く