タグ

ブックマーク / blog.livedoor.jp/cardiology_reed (20)

  • 高齢AF患者へのエドキサバン少量投与は有効 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    9月2 高齢AF患者へのエドキサバン少量投与は有効 カテゴリ:心房細動NOAC 高齢AF患者へのエドキサバン少量投与は有効 ELDERCARE-AF試験の結果、論文はNEJMに発表同時掲載 https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/202009/566865.html 標準的な経口抗凝固療法は適さないと判断された80歳以上の心房細動(AF)患者に対する、非ビタミンK拮抗経口抗凝固薬(NOAC、直接経口抗凝固薬=DOACともいう)エドキサバンの少量投与(15mg/日)の有用性が明らかになった。我が国で行われたELDERCARE-AF試験の結果で、インターネット上で開催された欧州心臓病学会会議(ESC2020、会期:8月29日~9月1日)で8月30日、済生会熊病院(熊市)の奥村謙氏らが発表した。論文はNew Englan

    高齢AF患者へのエドキサバン少量投与は有効 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
  • 降圧薬使用と認知機能との関連~メタ解析 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    2月26 降圧薬使用と認知機能との関連~メタ解析 カテゴリ:降圧剤 降圧薬使用と認知機能との関連~メタ解析 https://www.carenet.com/news/general/carenet/49580 高血圧は、修正可能な認知症のリスク因子の1つである。 しかし、認知機能を最適化するために、降圧薬のクラスエフェクトが存在するかは、よくわかっていない。 オーストラリア・Neuroscience ResearchのRuth Peters氏らは、これまでの参加者データを含む包括的なメタ解析を用いて、特定の降圧薬クラスが認知機能低下や認知症リスクの低下と関連するかについて検討を行った。 (Neurology誌 2020.1.21) 適切な研究を特定するため、MEDLINEEmbase、PsycINFO、preexisting study consortiaより、2017年12月までの研究

    降圧薬使用と認知機能との関連~メタ解析 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
    thed
    thed 2020/02/26
    認知症や認知機能低下の観点から、降圧目標達成を目指す治療レジメンの選択は、降圧薬クラスによらず、自由に選択可能である
  • 強化降圧治療と脳白質病変容積 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    11月14 強化降圧治療と脳白質病変容積 カテゴリ:降圧剤脳血管障害 強化降圧治療、脳白質病変容積の増加が少ない/JAMA https://www.carenet.com/news/journal/carenet/48575 成人高血圧患者では、収縮期血圧(SBP)の降圧目標値を120mmHg未満とする強化降圧治療は140mmHg未満とする標準降圧治療に比べ、脳白質病変の容積の増加が少ないものの、その差は大きくないことが、米国の研究グループが行ったSPRINT MIND試験で示された。 強化降圧治療は、心血管疾患による合併症や死亡を抑制することが証明されているが、脳の健康への影響は明確でないという。 疫学データでは、高血圧は脳白質病変の主要なリスク因子とされる。 (AMA誌 2019.8.13) SPRINT試験のMRIサブスタディ ・研究は、米国の27施設が参加した多施設共同無作為化試

    強化降圧治療と脳白質病変容積 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
    thed
    thed 2019/11/14
    積極的降圧治療は、深部白質病変の増加を0.54cm3大きく抑制したが、総脳容積は降圧治療で減少し、その減少度は積極的降圧治療で3.7cm3大きかった。
  • ワクチンで脳梗塞と認知症を予防・治療 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    10月25 ワクチンで脳梗塞と認知症を予防・治療 ワクチンで脳梗塞と認知症を予防・治療 https://medical-tribune.co.jp/news/2019/1023521720/ 非感染性疾患に用いられる自己抗原ワクチンは、抗体効果が長期間持続するため投与間隔が長く、服薬アドヒアランス低下例や治療薬が服用できない患者への有効性が期待できる。 大阪大学大学院臨床遺伝子治療学教授の森下竜一氏らが開発したアンジオテンシン(Ang)Ⅱペプチドワクチンは、降圧効果に加え心血管疾患の進展抑制や再発予防作用を有することが動物実験で示されている。 同氏は、開発中の脳梗塞および血管性認知症に対するワクチンの進捗状況について、第10回日脳血管・認知症学会(8月3日)で報告した。 降圧作用を介さずに脳梗塞巣の拡大を抑制 ・森下氏は ①AngⅡペプチドワクチンによる脳梗塞の進展抑制および認知機能の改

    ワクチンで脳梗塞と認知症を予防・治療 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
    thed
    thed 2019/10/25
    アンジオテンシン(Ang)Ⅱペプチドワクチン
  • 血小板薬2 剤併用療法 慢性期の脳梗塞再発を半減 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    7月3 血小板薬2 剤併用療法 慢性期の脳梗塞再発を半減 慢性期の脳梗塞再発を安全に半減 シロスタゾールを含む抗血小板薬2 剤併用療法 https://medical-tribune.co.jp/rensai/2019/0628520511/ (熊市民病院神経内科・橋洋一郎先生の解説記事です) 研究の背景:シロスタゾールを含めたDAPTの効果と安全性を検討 ・慢性期非心原性虚血性脳卒中患者に対するアスピリンとクロピドグレルを用いた抗血小板薬2剤併用療法(dual antiplatelet therapy:DAPT)には血小板凝集を抑制する相乗作用があり、抗血小板薬単剤療法(single antiplatelet therapy:SAPT)よりも虚血性脳卒中の早期再発を軽減することが示されている。 しかし脳梗塞の再発予防のために慢性期に漫然とDAPTを継続すると再発に差がなくなり、出血や

    血小板薬2 剤併用療法 慢性期の脳梗塞再発を半減 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
    thed
    thed 2019/07/03
  • オメガ-3多価不飽和脂肪酸 系統的レビューとメタアナリシス : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    10月4 オメガ-3多価不飽和脂肪酸 系統的レビューとメタアナリシス カテゴリ:オメガ3系多価不飽和脂肪酸 オメガ-3多価不飽和脂肪酸は不安を軽減する EPAやDHA摂取と不安症状の系統的レビューとメタアナリシス 台湾の研究チームは、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)などの、オメガ-3系の多価不飽和脂肪酸(PUFA)の摂取と、不安症状の関係を調べた研究を抽出して、系統的レビューとメタアナリシスを行い、これらの脂肪酸の摂取が不安症状を軽減することが示唆されたと報告した。 JAMA Network Open誌電子版2018.9.14 これまでにも、オメガ-3PUFAが、不安や抑うつなどの予防や治療に有効な可能性を報告した研究は多数ある。 しかし、動物実験やレトロスペクティブな観察研究が多く、プロスペクティブな臨床研究はサンプルサイズが小さかった。 そこで著者らは、オメ

    オメガ-3多価不飽和脂肪酸 系統的レビューとメタアナリシス : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
    thed
    thed 2018/10/04
    抗不安効果
  • 脳梗塞の原因に新概念 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    5月22 脳梗塞の原因に新概念 カテゴリ:脳梗塞 脳梗塞の原因に新概念 熊市民病院神経内科・橋 洋一郎先生が atrial cardiopathyという新しい概念について解説さえています。 研究の背景:新規の概念atrial cardiopathyが登場 脳梗塞の3分の1は原因不明であり、潜因性脳梗塞と呼ばれている。 潜因性脳梗塞の多くは塞栓性と考えられ、その原因として無症候性心房細動が示唆されているが、脳梗塞発症後3年以内に心房細動が見つかるのは3分の1未満である。 心房細動が発生する前にatrial cardiopathyが存在し、それが血栓塞栓症を引き起こす可能性があることを示唆する新たな証拠が出てきている(Stroke 2018; 49: 980-986、Curr Opin Neurol 2017; 30: 28-37、Stroke 2016; 47: 895-900)。 At

    脳梗塞の原因に新概念 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
    thed
    thed 2018/05/31
    atrial cardiopathyのマーカーとして“ベースラインの心電図V1誘導のP-wave terminal force(PTFV1、心電図V1誘導でのP波の終末部の下方偏向)”NT-proBNP、af
  • 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン改訂 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    2月28 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン改訂 カテゴリ:高尿酸血症ガイドライン 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン改訂へ https://medical-tribune.co.jp/news/2017/0228506594/ (MT2017.2.28) 2010年に刊行された日痛風・核酸代謝学会の「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン(第2版)」※の改訂作業が進められている。 第3版ガイドラインの作成委員長を務める鳥取大学大学院再生医療学分野教授の久留一郎氏は、第50回同学会総会(2月16~17日)で改訂の方針などを説明した。 欧米のガイドラインと見解を異にする、無症候性高尿酸血症の治療などが焦点になりそうだという。 来年10月の公表を目指す 久留氏によると、第2版ガイドラインは系統的文献検索を行い、ステートメントごとにエビデンスおよびコンセンサスレベル、推奨度を明示するなど、標準的な

    高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン改訂 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
  • 80歳以降の高血圧と認知機能 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    2月17 80歳以降の高血圧と認知機能 カテゴリ:高血圧 80歳以降の高血圧は認知機能を保護する可能性 http://www.carenet.com/news/general/hdn/43358 超高齢での高血圧の発症は、認知症に対していくらかの予防効果をもつ可能性があることが、米カリフォルニア大学アーバイン校神経学・疫学の研究グループが発表した。 「Alzheimer's & Dementia」オンライン版(2017.1.16) 中年期の高血圧は晩年の認知症リスクや、心臓発作・脳卒中のリスクを高めるが、80代または90代で発症すると90代での認知機能低下リスクが低減することが判明した。 今回の研究では、90歳以上の対象者559人を3年近く追跡調査した。 研究開始時、対象者に認知症は認めなかった。 血圧の推移を確認し、6カ月ごとに認知症について評価したところ、追跡調査中に40%が認知症を発

    80歳以降の高血圧と認知機能 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
  • 降圧も脂質低下も認知機能低下を抑制せず : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    12月7 降圧も脂質低下も認知機能低下を抑制せず 降圧も脂質低下も認知機能低下を抑制せず スタチンによる悪影響は認められず、HOPE-3研究サブ解析 https://medical-tribune.co.jp/news/2016/1114505650/ (MT 2016.11.14) 以前から、観察研究などで血圧の上昇やスタチンの使用が認知機能の低下に関連することが指摘されてきた。 カナダの研究者は、降圧療法やスタチンによる脂質低下療法による高齢者の認知機能への影響について明らかにするため、The Heart Outcomes Prevention Evaluation (HOPE)-3研究に登録された心血管疾患(CVD)既往がない中等度リスク者のうち、70歳以上の約1,600例を対象にサブ解析を実施。 「降圧療法と脂質低下療法のいずれについても認知機能低下の抑制効果は認められなかった」と

    降圧も脂質低下も認知機能低下を抑制せず : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
  • 拡張期血圧の下げ過ぎに警鐘 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    12月8 拡張期血圧の下げ過ぎに警鐘 カテゴリ:態性高血圧 拡張期血圧の下げ過ぎに警鐘 https://medical-tribune.co.jp/rensai/2016/1207505848/ 北里研究所病院糖尿病センター・山田悟センター長による「拡張期血圧」についての解説です。 糖尿病専門医は「血圧」についてどのように語られるのでしょうか。 研究の背景:血圧に関する大きな研究成果が昨年、今年と報告 最近、高血圧に関する考え方が大きく揺れている。 ACCORD-BP試験では、糖尿病患者を対象に収縮期血圧(SBP)120mmHg未満を目指した介入を行い、心血管イベントに大きな差異が生じなかった。 このことは、それまでの"The lower, the better"の考え方を揺るがし、2014年まで130/80mmHg未満を糖尿病患者の降圧目標としていた米国糖尿病学会をして、2015年以降

    拡張期血圧の下げ過ぎに警鐘 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
    thed
    thed 2016/12/08
    DBP60未満で冠動脈疾患増加。脳卒中は差なし。
  • 降圧・脂質低下と認知機能低下予防 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    11月24 降圧・脂質低下と認知機能低下予防 降圧も脂質低下も認知機能低下を抑制せず スタチンによる悪影響は認められず、HOPE-3研究サブ解析 https://medical-tribune.co.jp/news/2016/1114505650/?adlpo_rcc=1 以前から、観察研究などで血圧の上昇やスタチンの使用が認知機能の低下に関連することが指摘されてきた。 カナダの研究グループは、降圧療法やスタチンによる脂質低下療法による高齢者の認知機能への影響について明らかにするため、The Heart Outcomes Prevention Evaluation (HOPE)-3研究に登録された心血管疾患(CVD)既往がない中等度リスク者のうち、70歳以上の約1,600例を対象にサブ解析を実施。 「降圧療法と脂質低下療法のいずれについても認知機能低下の抑制効果は認められなかった」とする結

    降圧・脂質低下と認知機能低下予防 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
    thed
    thed 2016/11/24
    降圧と脂質低下が認知機能低下を予防しない
  • 「FFR-CT」 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    10月1 「FFR-CT」 安定狭心症の診療がFFR-CTで変わる 心カテ・シンチ不要!CTだけでPCIの判断可能に http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/201609/548070.html 冠動脈疾患の非侵襲的検査として普及した冠動脈CTで、心筋虚血の評価もできるようになった。 安定狭心症の診療では近年、狭窄の視覚的評価に頼った経皮的冠動脈インターベンション治療(PCI)の過剰適用が指摘されている。 FFR-CTと呼ばれる検査の導入で、心臓カテーテル検査や負荷心筋血流シンチグラフィーを行わずとも、虚血の情報を加味したより適切なPCI施行の判断が可能になる。 PCIに取り組む循環器医の間で、冠動脈狭窄による心筋虚血の程度を非侵襲的に評価する「FFR-CT」という検査が話題となっている。 普及した冠動脈CTのデータを使い、狭窄

    「FFR-CT」 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
  • 心房細動は女性の方が危険 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    2月16 心房細動は女性の方が危険 心房細動は女性の方が強力な危険因子になる  心血管死亡や脳卒中のリスクが男性よりも増加 http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/bmj/201602/545585.html 男性よりも女性の方が、心房細動(AF)は心血管疾患や死亡の強力な危険因子であることが明らかになった。 AFと心血管疾患や死亡との関係の強さに性差があるかどうかを検討するために、コホート研究を対象とするメタアナリシスを英国の研究者が行った結果がBMJ誌電子版に報告された。(2016.1.19) 著者らは、MedlineEmbaseに1966年1月から2015年3月までに発表された研究を対象に系統的レビューを実施。 組み入れの条件は、最低でも50人以上のAF患者とAFではない人々を登録しており、追跡期間の中央値が6か月以上の

    心房細動は女性の方が危険 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
  • 利尿薬は全て「同じ」?  : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    11月6 利尿薬は全て「同じ」? カテゴリ:降圧剤 利尿薬は全て「同じ」? 日高血圧学会で4氏がディベート https://medical-tribune.co.jp/news/2015/1104037711/ (MT2015.11.4) 利尿薬は積極的適応がない場合,高血圧治療の第一選択薬に位置付けられているものの,単剤よりはむしろ配合剤としての使用の方が頻度は高い。 わが国で使用できる降圧利尿薬は限られるが,ほぼ同一として取り扱われており,米国のように比較されることはほとんどない。 「降圧利尿薬はすべて一緒か?」のテーマで行われた第38回日高血圧学会総会(2015.10.9~11)のディベートでは,利尿薬は「同じでない」「同じ」の両面から,専門家4氏が議論した。 「同じでない」立場から   優劣ではなく違いを考慮した対応を 近畿大学内科学講座腎臓内科主任教授の有馬秀二氏は,欧米では

    利尿薬は全て「同じ」?  : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
  • CCrに基づいたNOACの適正使用と使い分け : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    4月27 CCrに基づいたNOACの適正使用と使い分け NOAC使用時のクレアチニンクリアランス 適正使用,大出血予防に有用 http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtnews/2015/M48170231/ 新規経口抗凝固薬(NOAC)が非弁膜症性心房細動(NVAF)患者の虚血性脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制に導入されてから4年が経過し,現在は4剤が使用できる状況にある。 頻繁な採血によるモニタリングの必要がないNOACは,NVAFの臨床現場に広く浸透したが,使い方を誤れば大出血などを惹起しうることも明らかとなり,適正使用の重要性が強調されるようになった。 (以下、心臓血管研究所(東京都)所長の山下武志先生のコメント) 「血中濃度はばらつく」との認識を ■NOAC使用時にはまず,その特性を十分に理解すべきだ。 NOACの強みは何より,テーラーメイド的要

    CCrに基づいたNOACの適正使用と使い分け : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
    thed
    thed 2015/04/27
    CCr 50mL/分以上にはダビガトラン110mg1日2回,50mL/分未満にはアピキサバンかエドキサバンが第一選択薬に。第二選択薬は服薬アドヒアランスの観点から,1日1回服用でなければ難しい患者にエドキサバンかリバーロキサバンを
  • 脳梗塞発症の季節性 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    4月6 脳梗塞発症の季節性 非心原性脳梗塞は夏に多く,心原性は冬に多い? STROKE2015 http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1504/1504004.html ■脳卒中は冬に多いといわれるが,非心原性脳梗塞は夏にやや多い傾向が認められる。 こんな調査結果が第40回日脳卒中学会総会(2015年3月26~29日)のLate Breaking Science Sessionで発表された。 これまで,脳卒中の病型・亜病型別の季節変動や重症度,機能予後を季節ごとに調べた研究はほとんど行われておらず,今回の研究は“脳卒中は冬の病気”という定説を覆す結果ととなった。 脳卒中患者約3,000例を検討 ■心臓・全身血管病のほとんどは冬季に発症が最も多いことが分かっているが,脳卒中の季節変動には一定の見解はなく,脳卒中の病型・亜病型ごとに季節変動

    脳梗塞発症の季節性 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
  • microRNA-100と不安定冠動脈プラーク : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    3月3 microRNA-100と不安定冠動脈プラーク カテゴリ:冠動脈疾患画像診断 microRNA-100が不安定冠動脈プラークから産生されている可能性を示唆されたという論文です。 microRNA-100の不安定プラークのバイオマーカーとしての臨床応用が期待されます。 また、この発現調節を介したプラーク安定化治療の新たな治療法も考えられるとのことです。 冠動脈不安定プラーク評価-血中microRNA-100発現とIB-IVUS所見が相関 http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtnews/2015/M48090121/ <番外編> 「Essence これだけは聞きたい抗凝固療法」重要な3つのポイント http://mrkun.m3.com/mrq/message/BIPXA/201503021329118539/view.htm?&pageContex

    microRNA-100と不安定冠動脈プラーク : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
  • NOAC処方の実際 ② : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    10月25 NOAC処方の実際 ② カテゴリ:NOAC NOAC処方の実際はこうする  ② 薬物相互作用,特に抗てんかん薬との併用に注意を http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1410/1410051.html ■脳卒中で抗凝固療法を行っている場合に注意しなければならないのは抗てんかん薬(anti-epileptic drug:AED)との併用による薬物相互作用である。 ■ワルファリン内服中に心原性脳塞栓症が症候性てんかんを併発し,カルバマゼピンを併用した途端,ワルファリンが効かなくなることがある。 ワルファリンと従来の抗てんかん薬との“相性の悪さ”はよく知られている。 ■NOACは,薬剤の特徴,禁忌,慎重投与,薬物相互作用,減量基準を熟知するとともに,薬効がモニタリングできないために抗てんかん薬と併用した場合の薬物相互作用に注意が必要

    NOAC処方の実際 ② : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
  • 罹病期間のみが細小血管障害に関連 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく

    10月28 罹病期間のみが細小血管障害に関連 ADVANCE試験に参加した患者1万1,140人を分析した結果、大血管イベントと全死亡には年齢,診断年齢,罹患期間がそれぞれ独立して関連していた一方で,細小血管イベントには罹患期間のみが関連していた、という研究結果がDiabetologia(2014年9月11日オンライン版)で発表されました。 罹病期間のみが細小血管障害に関連 大血管障害は年齢の影響が大きい http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtnews/2014/M47430182/ ADVANCE試験のデータを解析 ■2型糖尿病の罹患者は,20~40歳といった年齢層においても大幅に増加。 また,糖尿病関連死の約半数を60歳未満が占めている状況であり,年齢や診断年齢,罹患期間が血管イベントや死亡に与える影響の解明が重要である。 ■年齢あるいは診断年齢,罹患

    罹病期間のみが細小血管障害に関連 : 葦の髄から循環器の世界をのぞく
  • 1