F1の興行権を持つフォーミュラワン・マネジメント(FOM)が韓国の杜撰さに対し制裁に動き出した。2014、15年と開催できなかった韓国GPへの違約金、最大1億ドル(約120億円)の支払いを求める通知を大会組織委員会に送付したという。だが、肝心の組織委は2月8日に解散を発表した。GP開催の契約は16年まであるのにだ。これまで4度の開催で累積赤字は1900億ウォン(約209億円)に達しており、現地の民間活動家は検察当局に告訴状を提出したという。誘致当初から「赤字は不可避」と財政的に危ぶまれていた。2018年平昌五輪の開催も財政的に危ぶまれており、韓国では国際的なイベントを開催する能力が欠如している危惧をより顕在化させた格好だ。 朝鮮日報によると、FOMは2月11日までに「韓国GPが開催されないのは契約違反」として違約金の支払いを求める通知をすでに送ったとする。違約金として最大1億ドルを支払わな