最近思ったこと。 「大人」っていくつからのことだかわたしもよくわからないのですが、自力でお金を稼ぎ、住むところ食べるもの生活のもろもろを自分でまかない、守られる側から守る側へ立ち位置が変わったと感じたとき、タイトルのようなことを考えました。 10代20代の頃は、よく泣く人間でした。 悔し涙が多かったように思います。負けず嫌いで、不甲斐ない自分に怒りを感じ、行き場のない感情が涙になって溢れてくるような泣き方でした。もちろんそれだけではなくて、なぜ自分がこんな目にあわなければいけないのか、なぜ世の中はこんなにも冷たく、理不尽なのか、と自分を守るための怒りや悲しみで泣いたこともありました。 そして今、さすがにもう「若手です」と一寸の迷いもなく言い切ることはできない年齢と立場になり、いろんなことを経験し、辛酸を嘗めることもありました。でも、もう泣くことはありません。泣きたい、という感情が消えたわけ