地下生活者の手遊びさんの記事、「個性と個体差の違いがわからないのは文化とはいわない」を読んで、ちょっと思ったこと。 記事の内容のいわんとするところには、ほとんど異論はない。 ただ、最後に結論付けられた「ガキに言うべき警句」四か条なんだが、有効ではあると思うが、別にこんな言い方をする必要もないし、正確でもないような気がする。 感性とか言っていいのは、感性の鋭い奴だけ 他人と同じことができるようになってから、他人と違うことをすると言え そんなに他人と比べられたくないのか? そもそも君らに個性などない 「そもそも君らに個性などない」というのは、半分は同意できるし、半分は同意できない。 「個性」と「個体差」を分ける、というニュアンスは分からないではないが、これらはそんなにはっきりと分けてしまえるものだろうか。 その上で、生得の「個体差」プラス生得でない「環境差」。これらは人の独自性を生み出しうるだ