「トーナメントをボイコットする」。女性の権利を掲げて独自に女子テニス協会(WTA)を立ち上げた往年の名選手、ビリー・ジーン・キングが啖呵(たんか)を切った。当時、8倍もあった男女の賞金格差を非難しながら独立を宣言するシーンは、映画「バトル·オブ·ザ・セクシーズ」の見せ場である。1970年代前半、男性優位だったアメリカの社会問題に果敢に切り込んだWTAは半世紀を経た今、中国と真正面から向き合って
マニフェストと言えば、総選挙(衆院議員選挙)。総選挙と言えば、マニフェスト。各政党が作成し、選挙の前に配布する政権公約集のことである。この用語は、有権者の間で広く一般的に認知されるようになってきていると思われる。しかし、マニフェストは日本の政治をより良くすることに役立っているのだろうか。選挙の結果は、各党が作成するマニフェストに対する支持・不支持を反映しているのだろうか。 マニフェスト選挙18年、続く自民党の圧勝 マニフェストの起源は19世紀における英国の総選挙とされているが、日本の総選挙で各政党が初めてマニフェストを作成・配布したのは、18年前の2003年11月である。2003年10月の改正以前の公職選挙法では、枚数、サイズなど厳密に規定されたビラ以外、政党が政策資料を作成して頒布することすら禁止されていたのである。 それから18年。マニフェスト選挙元年に生まれた赤ちゃんの多くは、今年1
米政府のアンソニー・ファウチ首席医療顧問(2021年12月2日撮影、資料写真)。(c)MANDEL NGAN / AFP 【12月8日 AFP】米政府のアンソニー・ファウチ(Anthony Fauci)首席医療顧問は7日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の重症度について、判断には数週間かかるが、初期データからはデルタ株よりも高くないことが示されており、デルタ株より低い可能性もあると述べた。 AFPのインタビューに応じたファウチ氏は、オミクロン株に関してこれまでに分かっている情報を、感染力の強さ、ワクチン接種や感染で獲得した免疫を回避する能力、重症化しやすさの3分野に分けて説明。感染力については「明らかに強い」とし、現在主流となっているデルタ株を上回る可能性が高いと指摘した。 各国から集まったデータによると、オミクロン株は再感染率が高いことも分かっている。ファウチ氏は、現行のワクチ
「親ガチャ」と呼ばれる格差を解消するにはどうすればいいのか。早期幼児教育による格差縮小を唱える米シカゴ大経済学部特別功労教授のジョン・リスト氏は「貧困家庭は子供への教育の価値を理解していない。2010年に始めた大規模な実証実験では、親を教育するカリキュラムが大きな効果を上げている」という。NY在住ジャーナリストの肥田美佐子氏が聞いた――。(第2回/全2回) 【写真】オンラインでインタビューに応じるジョン・リスト教授 ■富裕層の親は子供に投資するが、貧困層はしない (前編から続く) ――親ガチャで遺伝と環境が決まるうえ、その両方が子供にとって非常に重要であり、生まれと育ちの間には関連性があることがわかっていると教授は指摘されました(前編参照)。具体的な研究結果を教えてください。 私の妻でシカゴ大学医学部小児外科教授のダナ・サスキンドは今年10月、早期幼児教育に関する共同研究「It All S
ポール・オースティンは昨年、サンフランシスコのベイエリアの自宅に不動産鑑定士を呼んだとき、自信をもって家の中を案内した。キッチンやバスルームなどを大規模に改装済みだったし、鑑定士も新しい暖炉やベランダからの眺めをたたえた。 だから、その鑑定士が99万5000ドルの査定額をつけてきたとき、オースティンはあまりにも低すぎると衝撃を受けた。 「侮辱された思いでした」と、オースティンは地元テレビ局に語っている。 そこでオースティンと妻のテニーシャ(2人とも黒人)は、その査定額がつけられた3週間後に別の鑑定人に依頼することにした。ただし、今度は白人の友人であるジャンに家主の振りをしてもらい、家を「ホワイトウオッシュ」してから見せることにした。家に飾ってあったアフリカンアートや家族写真を取り除き、代わりにジャンの家族写真を置いたのだ。 すると、新たな査定額は148万ドルと出た。「白人の家」にしただけで
東京都、同性パートナー制導入へ 22年度内に、小池知事表明 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/nordot.app/840911614727651328 ここについてる人気コメが嘘吐きだらけなんだが。 例えばこれ。 wonfeipon 同性婚ダメってしたからってその人たちが異性婚して子供をもうけるわけでもなし、少子化対策として禁じる意味がないのだ はいダウト。同性愛者だが異性と結婚して子供を作った例は(幸不幸は別として)世界中である。 例えば左派系メディアのハフィントンポストが報じている 夫にゲイだと伝えられた妻。苦しんだ彼女は、なぜ同性婚を願うのか https://www.huffingtonpost.jp/entry/samesex-marriage-heterosexualpeople_jp_5d5bad8de4b05f62fbd49d85 そもそも戦国時
はじめに(評者・田楽心 Den Gakushin) 原題 著者について 序論 第一章 ポストモダニズムーー知識と権力における革命 第二章 ポストモダニズムの応用的転回ーー抑圧を見えるようにすること (評者補足)応用ポストモダニズムの各理論について 第三章 ポストコロニアル理論ーー他者を救うために西洋を解体する 第四章 クィア理論ーー「普通」からの解放 第五章 批判的人種理論とインターセクショナリティ ーーいたるところにある人種差別を終わらせるために 第六章 フェミニズムとジェンダー研究ーー洗練された単純化 第七章 障害学と肥満研究ーー支援グループのアイデンティティ理論 第八章 「社会正義」の研究方法と思想、第九章 実践の中の「社会正義」ーー理論はいつも、紙の上では良く見える 第十章 「社会正義」イデオロギーの代わりとなるものーーアイデンティティ・ポリティクス抜きのリベラリズム 評価(評者・
チリ議会で、同性婚合法化法案の上院通過を祝う活動家(2021年12月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】チリ上下両院は7日、同国で長く待ち望まれていた同性婚を合法化する法案を可決した。カトリック教徒の多い中南米で、同様の法律を有する数少ない国の一つになる。 【写真】法案の上院通過を祝う活動家たち 法案はセバスティアン・ピニェラ(Sebastian Pinera)大統領の支持を得ている。大統領の署名により成立すれば、同性婚をしたカップルの養子縁組も可能になる。 中南米ではこれまで、コスタリカ、エクアドル、コロンビア、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチンに加え、メキシコの全32州中18州で同性婚が合法化されている。 チリでは2015年、同性カップルの法的権利を認めるパートナーシップ制度「シビルユニオン」が合法化された。同性婚の合法化法案は、17年に当時のミチェル・バチ
紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 原題 著者について はじめに オバマの希望からハランベの死まで 第一章 リーダー不在のデジタル反革命 第二章 逸脱のオンライン・ポリティクス 第三章 オルタナ右翼のグラムシ主義者たち 第四章 ブキャナンからヤノプルスまでの保守文化戦争 第五章 「Tumblr」からキャンパス・ウォーズへ:美徳のオンライン経済における希少性の作り方 第六章 「男性圏」を覗いてみると 第七章 よくいる女、リア充、マスゴミ 結論 「ネタだよ」と言われてももう笑えない 評価(評者・田楽心) お知らせ ★その1 サイト運営者の一人、青野浩の翻訳書が出ます。 ★その2 友人が最近本を出したので、よろしくお願いします。 紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 2016年のトランプ当選を受けて、アメリカ人の多くが、2008年のオバマ当選時との「不可解なギャップ」に首を
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