宇宙航空研究開発機構(JAXA)はこのほど、国際宇宙ステーション(ISS)で供給する宇宙食の候補「宇宙日本食」を認定した。赤飯やサバの味噌煮、ようかんなど29品目あり、07年度後半に予定している若田光一宇宙飛行士のISS長期滞在時の供給を目標としている。 宇宙日本食は、ISSに長期滞在する宇宙飛行士の栄養維持・ストレス低減が目的で、日本家庭で普段食べられているものが対象。栄養成分や品質に加え、宇宙でも飛び散らないように一定の粘度を持たせたり、1年以上の長期保存に耐えられるといった基準をクリアした食品を選んだ。 認定されたのは、マルハグループのサバの味噌煮、尾西食品の赤飯、キユーピーのマヨネーズや「アヲハタ白がゆ」、味の素の「たまごスープ」、山崎製パンのようかんなど12社・29品目。 認定された食品は、JAXAが管理するISS食品リストに加える。その中から宇宙飛行士によって選ばれたものが実際