大手小売りのイオンは、傘下の総合スーパー「ジャスコ」や「サティ」の店名を「イオン」に統一する方針を決めた。それぞれを展開している完全子会社3社を今年度中に合併し、早ければ来春から看板のかけ替えを順次、進めていく計画だ。 ジャスコは、イオンリテール(千葉市)が本州と四国で展開。サティは、2001年に破綻(はたん)した後にイオンが経営を引き継いで子会社化したマイカル(大阪市)が掲げている。同じイオングループとして店名を統一したほうが、宣伝の効率が上がり、ブランド力も高まると判断した。 この2社に、日本から撤退した仏流通大手カルフールの店を引き継ぎ、イオンの店名で運営する子会社イオンマルシェ(千葉市)を加えた3社を合併する。3社を合わせると約350店になり、売上高は合計で約2兆5千億円。巨大組織になるため、計画通りに進むか不透明な面もある。 九州と北海道のジャスコは、それぞれ別の子会社が運
民主党代表選で、菅直人首相と小沢一郎前幹事長が対決するのは、偽メール事件で前原誠司国交相が引責辞任したことに伴う平成18年の代表選以来、約4年ぶり2度目となる。民主党は10年の結党以来、延べ14回、代表選を実施しており、平均すると10カ月に一度のハイペースとなる。 結党時の代表選は、話し合いによって決まり、首相が初代代表に就いた。これを含め、無投票となった選挙はこれまでに6回。また、任期途中で代表が辞任したために行われた国会議員だけによる投票も、今年6月の鳩山由紀夫前首相の辞任に伴う代表選を入れて、過去5回あった。 逆に、党員・サポーターが投票に加わる通常選挙は14年9月23日投票の1回しかない。このときは、首相と鳩山氏、横路孝弘衆院議長、野田佳彦財務相の4人が立候補。決選投票の末、首相は議員票でリードしたものの、都道府県連票で逆転され、鳩山氏に惜敗している。 代表選に立候補した回数が最も
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く