12/02/14 岩谷産業は、尼崎市に新総合技術センター(仮称)を新設する。守山市の滋賀技術センターが持つ研究・開発機能を移管し、産業ガスの多目的開発拠点として活用していく。およそ30億円を投じ今年4月に着工、来年3月には完成する予定。水素ステーションの併設も検討している。 新センターはエアセパレートガスや液化水素、特殊材料ガスなど多様なガスを取り扱う計画で、高圧ガス保安法などに対応した実験設備を完備。顧客単独では困難な実験・研究環境を提供し、ユーザーと一体になったソリューションを進めていく考えだ。 低温環境やクリーンルーム、レンタルラボ機能のほか岩谷産業の研究成果をアピールするプレゼンテーションルームも充実。開発したアプリケーションを目で見て、直にふれることのできる提案を行っていく。 滋賀技術センターが取得したISO17025(国際試験所)や環境計量証明事業所などの公的ライセンスも、新セ