大分県内のエネルギー関連企業など産学官でつくる任意団体「県エネルギー産業企業会」は7日、JR日田彦山線のバス高速輸送システム(BRT)で実証実験中の燃料電池バスに、県産の「グリーン水素」を供給すると発表した。
大分県内のエネルギー関連企業など産学官でつくる任意団体「県エネルギー産業企業会」は7日、JR日田彦山線のバス高速輸送システム(BRT)で実証実験中の燃料電池バスに、県産の「グリーン水素」を供給すると発表した。
-福岡、九州の経済をどうみているか。 「経済開発、成長の潜在能力がある。水素研究や半導体分野で大きな地位を占めており、大学も多く集積している。福岡で生命科学や再生可能エネルギー分野のスタートアップ企業関係者にも会ったが、九州が米国に提供できるものは非常に多い」 「アジアに地理的に近い利点もあり、経済的、政治的に非常に大きなチャンスがある。私が担当する日米の商業外交に焦点を当てるのであれば、九州を視察するのは当然だ」 -米国と九州の企業が協力できる具体的なビジネス領域は。 「世界各地で干ばつが起きる中、九州には(豊富な)水があり、水素技術や半導体の製造拠点、そして大学がある。多くの企業が水素で走る燃料電池車に多額の投資をしており、米エネルギー省も水素の商用化に向けて米国内に七つの研究センターを設立する70億ドル(約9500億円)規模の計画を発表した。日本の水素研究が実を結ぶ時期だ」 -中国に
JR福北ゆたか線と福岡市地下鉄空港線を接続する構想を巡り、福岡県は、ルート案や採算性に関する基礎調査をまとめた。四つのルートで試算したところ、事業費はそれぞれ概算で720億~1480億円に上り、開業して40年たっても運行の収支はいずれも赤字となる結果となった。県は、実現に向けて議論を深めるには、ルートや工法の精査、事業主体の検討などが必要としている。...
【バンコク浜田耕治】タイ北部の洞窟に閉じ込められた少年ら13人の救出作業では、日本の国際協力機構(JICA)タイ事務所の支援に対しても国王から感謝状が贈られた。JICAは、洞窟につながる地表の穴などからの救出準備も進めていたタイ当局を手助けするため、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携。現場上空を通過するJAXAの地球観測衛星「だいち2号」が詳細な地形の画像を撮影し、タイ側に無償提供していた。 JICAタイ事務所の三宅繁輝次長によると、タイ当局は少年らに洞窟内を潜水させて救出する作戦と並行して、地表で別の穴や亀裂を探し、そこを掘って救出する準備も進めていた。しかし地表は樹木で覆われるなどしているため、穴を探す作業は難航した。 そこで日本側は、過去に衛星が撮影した解像度の高い地図画像に、等高線や洞窟のルート予想図を書き加えて提供。さらに5日夜には現場上空を通過した「だいち2号」がレー
大牟田市浄真町のアルミ制御装置メーカー「矢部川電気工業」(阪本英司社長)の開発グループが、第7回ものづくり日本大賞(経済産業省など主催)の製品・技術開発部門で九州経済産業局長賞を受賞した。燃料電池車(FCV)用の水素燃料に含まれる一酸化炭素(CO)など複数の不純物を計測する装置を開発した。燃料を採取せずに継続してリアルタイムに測定できるのが特徴で、年内の実用化を目指している。 ものづくり日本大賞は、高い技術で日本の産業を支える個人や企業、団体を隔年で表彰。阪本一平会長が12日、中尾昌弘市長に受賞を報告した。市内の事業者の受賞は今回で4例目。 2014年から九州大や西部ガス、東京ガスと共同研究を開始。17年に完成した。従来の装置では、試料の採取や専門知識を持つ技術者の分析が必要なほか、時間がかかることが課題だった。この装置は、専門知識が不要で簡単に測定でき、導入費が半分に抑えられ、管理費も約
STAP細胞をめぐる一連の大騒動 2014年03月23日(最終更新 2014年03月23日 01時47分) STAP細胞をめぐる一連の大騒動。その決着は最終調査報告を待たなければならないが、「過失か作為か」「疑義」などの言葉が乱れ飛んだ論文を通じ、普段、門外漢には近寄り難い学術界の一断面を垣間見る思いがした。 研究者にとって成果の結晶であり、職にも直結する論文。大学教員などの公募サイトをのぞくと、論文提出を求めるケースが大半だ。ただ、脳みそが軽いわが身には論文の中身はもとより言葉、意味そのものが分からない。ネット上に公開された大学などの論文にある「解釈的文脈」「モダリティ辞」「ディアスポラ」「語用論」って何? 高度な論文でなければ注目されず、不勉強と冷笑されもするだろうが、難解な言葉で自己陶酔する世界観が学術界に広がっていないだろうか。 本来、研究は人、社会に役立つべきものと思うが、ネット
産油国の研修生、エネルギー転換考える 水素など研究施設を視察 2012年5月19日 01:54 カテゴリー:九州 > 福岡 九州大学水素ステーションで、水素エネルギーの説明を受ける研修生 アジアや中東など10カ国の石油関連会社で働く15人が18日、水素エネルギーや燃料電池システムを学ぶため、県内の研究施設を視察した。国所管の財団法人・国際石油交流センター(JCCP)が主催。次世代エネルギーの活用に向けた取り組みを紹介し、石油との共存や円滑なエネルギー転換の道を共に考える狙いがある。 JCCPは30年以上前から産油国から研修生を受け入れている。今回は水素エネルギーの実用化に向けて、積極的に研究開発を進める「福岡」が訪問先に選ばれた。 九州大伊都キャンパス(福岡市西区)にある水素ステーションでは、水素で動く自動車に試乗し、車に水素を充てんする装置を見学した。研修生は「車内が静かで驚いた」「
水素タンク安全チェック 試験設備導入へ 2012年4月27日 18:15 カテゴリー:科学・環境 九州 > 福岡 水素エネルギー製品研究試験センターにある小型水素タンクの試験設備。新たに大型タンクの耐久性試験ができる設備が導入される=福岡県糸島市 次世代自動車として注目される燃料電池自動車(FCV)に燃料の水素を供給するステーションの大型水素タンクの安全性を確認する試験設備が、福岡県の外郭団体「水素エネルギー製品研究試験センター」(同県糸島市)に導入されることが27日、分かった。県によると同様の設備の公的機関への導入は全国初。県は設備を活用して水素タンクの爆発事故防止と性能向上を図り、次世代自動車普及を後押しするとともに関連産業の拠点化を目指す。 試験設備は幅1メートル、長さ4・5メートル、深さ1・2メートルの実験室のような構造。水素は爆発の危険を伴うため、上部を除く四方は厚いコンクリ
停電時の電力復旧を実証 水素タウン開所 糸島市に 2011年11月8日 04:20 カテゴリー:九州 > 福岡 糸島市の福岡水素タウンに造られたスマートハウスの開所式 JX日鉱日石エネルギー(東京)と地場ゼネコンへいせい(糸島市)、西部ガスエネルギー(粕屋町)の3社は7日、糸島市南風台の福岡水素タウンに、設置した家庭用燃料電池が停電時に非常用電源として利用できるかどうかなどを実証するための施設「スマートハウスin福岡水素タウン」を開所した。 同施設は、世界最高の発電効率があるとされるタイプの家庭用燃料電池をはじめ屋根組み込み型の太陽光発電、蓄電池などの機器を備えたモデルハウス。これらの機器の連携具合を実証実験し、家庭内の電力が問題なく復旧するかどうかなどを調べる。 また同ハウスでは、一般の人が訪れ、停電時にうまく発電できるかどうか体験できるという。 開所式には、服部誠太郎副知事や糸島市
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く