2012年6月6日 金星の日面通過 2012年は天文現象のビッグイベントが目白押しです。5月21日の金環食、6月4日の部分月食に続いて、6月6日には世紀の天文現象、金星の日面通過が見られます。2004年にも見られたので、それほど珍しい天文現象でないように思われるかもしれませんが、その前に国内で見られたのは130年前のことですし、次回見られるのは2117年12月11日のことになります。 金星は6時間以上もかけて太陽面をゆっくりと通過していきますが、幸いなことに日本から全行程を観測することができます。水星の場合と違って金星の大きさが大きいですから、水星の場合とは迫力が全然違います。大きな黒い金星が太陽面を通過していくという、この珍しい天文現象をぜひとも観測したいですね。 金星が太陽面通過(日面経過) 2012年6月6日でも詳しく解説していますのでご覧ください。 東京で見る金星の日面通過