イースター島(Easter Island、チリ領)に並ぶモアイ像(2010年7月13日撮影)。(c)AFP/Martin Bernetti 【2月7日 AFP】南米チリ領のイースター島(Easter Island)警察は6日、6か月にわたって他人の所有地を不法占拠していたとして、先住民17人を強制退去させた。先住民らは、不法に奪われた所有地にホテルを建設されたと抗議しており、この問題は国際的な注目を集めている。 問題となっているのはハンガロア・エコビレッジ&スパ(Hangaroa Eco Village and Spa)の建設された土地。先住民らは、土地を不法に奪われ、チリの有力一家、シエス(Schiess)家に売られたと抗議している。 前年12月にも警官らが強制退去を執行、20人が負傷する騒動となり、毎年5万人の観光客が訪れるリゾート地に動揺が起きていた。 イースター島の先住民ラパヌイ(