エルサルバドル・アサクアルパ(Azacualpa)にある湖の上を飛ぶシロトキ(white ibis)とユキコサギ(snowy egret、2010年2月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/Jose CABEZAS 【1月17日 AFP】V字型編隊で飛行するトキは、従来は不可能と考えられていたほどの高い精度で翼の羽ばたきを同期させているとの研究論文が15日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。 英ロンドン大学(University of London)王立獣医カレッジ(Royal Veterinary College)などの研究チームは、季節移動で飛行中のトキ14羽の羽ばたきを43分間にわたりすべて測定し、各個体が他の仲間との関係において適切な位置を飛行しながら、空気力学的な効果を最大限に得られるように羽ばたきのタイミングを調節していることを突き止めた。 編隊を組むトキたちは、V