【北京共同】中国の国家航天局は11日、世界で初めて月の裏側に着陸した無人探査機「嫦娥4号」に搭載したカメラで、周囲360度の地形を鮮明に撮影することに成功したと発表した。写真を通じ着陸した周りの地形について初歩的な分析を行ったとも明らかにした。 また、11日午前8時の時点で嫦娥4号や月面を走行する探査車、地球と通信するための中継衛星の状態は安定しており、計画通り調査を進めていると紹介した。
【北京共同】中国の国家航天局は11日、世界で初めて月の裏側に着陸した無人探査機「嫦娥4号」に搭載したカメラで、周囲360度の地形を鮮明に撮影することに成功したと発表した。写真を通じ着陸した周りの地形について初歩的な分析を行ったとも明らかにした。 また、11日午前8時の時点で嫦娥4号や月面を走行する探査車、地球と通信するための中継衛星の状態は安定しており、計画通り調査を進めていると紹介した。
中国の香港、マカオ、広東省珠海を結ぶ港珠澳大橋(2018年10月22日撮影)。(c)ANTHONY WALLACE / AFP 【10月23日 AFP】(更新・写真追加)中国の広東省珠海(Zhuhai)と香港、マカオを結ぶ世界最長の海上橋「港珠澳大橋(HZMB)」の開通式が23日、珠海で行われた。習近平(Xi Jinping)国家主席らが出席した。 橋は2009年に着工。曲がりくねった道路橋や海底トンネルを含め全長55キロに及ぶ。香港のランタオ(Lantau)島から珠江デルタ(Pearl River Estuary)を横断し、本土南部の珠海(Zhuhai)市やマカオを結ぶ。車両の通行は24日から。 開通式で、香港行政トップの林鄭月娥(キャリー・ラム、Carrie Lam)長官は、港珠澳大橋を「壮大な橋」と称賛し、習氏に式典への出席に対する謝意を述べた。 習主席はスクリーンに映し出された花火
奈良県天理市の黒塚古墳(3世紀後半)から出土した33面の三角縁神獣鏡について、京都市の泉屋博古館(せんおくはっこかん)が大型放射光施設「スプリング8」(兵庫県佐用町)で蛍光(けいこう)X線分析したところ、鏡に含まれる銀などの微量元素の割合が、古代中国鏡とほぼ一致することが分かった。橿原考古学研究所が今月刊行した調査報告書「黒塚古墳の研究」で紹介されている。 三角縁神獣鏡は、古代中国の魏が邪馬台国の女王卑弥呼(ひみこ)に贈った「銅鏡百枚」とする説がある。ただ、中国国内では確認されておらず、中国製か国産かをめぐって長く議論が続いている。今回の調査結果により、黒塚古墳の三角縁神獣鏡が中国で製作された可能性が高まったといえ、論争に一石を投じる成果となりそうだ。 33面の三角縁神獣鏡は平成9~10年にかけて実施された発掘調査で、竪穴式石室(長さ8・2メートル、幅1・2メートル)から出土。一つの古墳か
日本と中国で行われた共同世論調査の結果が発表され、相手国の印象について「よい」などと回答した割合は、日本でおよそ1割にとどまったのに対し、中国では4割を超え、2005年の調査開始以来、最も高い水準となりました。 それによりますと、相手国の印象について、「よい」または「どちらかといえばよい」と回答した人は、日本で13.1%、中国で42.2%でした。 去年と比べると、日本で1.6ポイント増加したのに対し、中国では10.7ポイント増え、2005年の調査開始以来、最も高い水準となりました。 中国で日本の印象がよい理由を複数回答で尋ねたところ、「経済発展を遂げ、生活水準も高い」が51.6%、「礼儀があり、マナーを重んじ民度が高い」が49.2%などと上位に挙げられました。 一方で、日本に対し、「軍事的な脅威を感じる」という中国側の回答は79.4%に上り、選択肢として示された9つの国と地域の中で最も高く
米Bloombergは10月10日、米国の大手通信会社が米Super Micro Computer(Supermicro)から調達したサーバに不正なハードウェアが見つかり、2018年8月に除去したと伝えた。Supermicroも主要通信会社もこの内容を全面否定している。 これに先立ちBloombergは10月4日にも、中国の工場で製造されてAmazonやAppleなどに納入されたSupermicro製サーバのマザーボードに、不正なマイクロチップが密かに仕込まれていたと伝えていた。しかし、この報道についても各社が強く否定する声明を発表しており、Bloombergの報道の信憑性を問う声も強まっている。 Bloombergによると、大手通信会社で見つかった不正なハードウェアについて証言したのはセキュリティ専門家のヨシ・アップルバウム氏。イスラエル軍の情報機関に所属していた経歴があり、現在は米ハー
北京の地下鉄構内で、映画『阿修羅』のポスターの前で立ち止まる女性(2018年7月17日撮影)。(c)AFP PHOTO / GREG BAKER 【7月18日 AFP】中国映画史上最大の予算を投じ製作されたファンタジー映画『阿修羅(Asura)』が、歴史的な興行不振を記録し、公開初週の週末に上映が打ち切られる事態となった。 アリババ影業集団(アリババ・ピクチャーズ、Alibaba Pictures)が製作した同作は、チベット仏教の神話に着想を得た壮大な3部作の第1部として、13日に公開された。製作の背景には、伝統的な中国文化を題材とした作品を推奨する中国当局の働き掛けもあった。 国営メディアは、製作費が7億5000万元(約126億円)だったと報じている。これまで中国で製作された大作映画の大半は、この半分の予算で製作されていた。 映画チケット販売サイト「猫眼電影(Maoyan)」によると、初
米報道によると、中国当局はディズニーの実写映画「Christopher Robin(邦題「プーと大人になった僕」)」の同国での公開を認めなかった。米エンターテインメント誌ハリウッド・リポーターが伝えた。 決定の理由は明らかになっていないが、中国は全国的にくまのプーさんを検閲しており、今回の措置もその一部と考えられている。 プーさんは、A・A・ミルン原作の児童小説に登場するくまのキャラクター。プーさんが政治的反抗の象徴となったのを受け、中国当局は、昨年からソーシャルメディア上への同キャラクターの画像投稿をブロックしている。 中国の習近平国家主席と比較されるようになり、プーさんは反政府の象徴となった。 比較は2013年、習主席が当時のバラク・オバマ米大統領と歩く画像が、プーさんとティガー(作品に登場するトラ)と並び歩く画像と一緒に投稿されたのを皮切りに始まった。 英経済紙フィナンシャル・タイム
【台北時事】日本航空と全日本空輸が中国向けの公式ホームページなどで、「台湾」を「中国台湾」と表記の変更をしていたことが分かり、台湾外交部(外務省)は18日、対日窓口機関の台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)を通じて厳重に抗議するとともに、表記を元に戻すよう求めると発表した。 台湾をめぐっては、中国民用航空局が海外の航空会社44社に対し、同国政府が主張する「一つの中国」原則に基づき、中国の一部としてホームページなどに表記するよう要求。日航と全日空はビジネスを考慮し、中国当局の要求に従った格好だ。 両社によると、中国と香港向けの公式サイトを対象に、今月12日に表記をそろって変更した。両社とも日本や台湾向けや英語のサイトについては従来通りの表記を続けているが、「関係省庁などと相談しながら、対応を検討中だ」(日航)としている。
スリランカ・コロンボで記者会見を行うモルディブのモハメド・ナシード元大統領(2018年1月22日撮影)。(c)AFP PHOTO / LAKRUWAN WANNIARACHCHI 【1月22日 AFP】インド洋の島国モルディブのモハメド・ナシード(Mohamed Nasheed)元大統領(50)は22日、訪問先のスリランカで記者会見を開き、不安定な政情が続くモルディブの土地を中国が奪い、主権を傷つけていると非難した。 モルディブは1192の島々からなる島しょ国で、人口およそ34万人の大半がイスラム教徒。ナシード氏によると、うち少なくとも16の島を中国の関係者が賃借し、港湾開発やインフラ整備を進めているという。 自身が率いるモルディブ民主党(Maldivian Democratic Party)の活動家が拠点を置くスリランカのコロンボで行われた記者会見でナシード氏は、中国の存在感が増している
【1月20日 CNS】中国・甘粛省(Gansu)はこの1年、国外での中国医学機関の設立と奨励政策に特に力を入れてきた。同省衛生・計画生育委員会によると、伝統医学の国外普及の推進に伴い、国外から同省へ伝統医学や薬品の輸出方法などを学びに来る留学生が増えたという。 同省は2013年11月、伝統医学の教育機関として「岐黄中医学院」第一校をウクライナに設立した。続いてフランス、ニュージーランド、キルギス、ハンガリーなどで学校や伝統医学センターを設立するなど、「一帯一路(One Belt One Road)」沿線国との提携に注力している。現地語で教材やアプリも作成している。現在は、「一帯一路」沿線国からの留学生67人が、甘粛省の大学・大学院で伝統医学を学んでおり、このほかに海外からの研修医は123人いるという。 国外の伝統医療機関で診療を受けた患者は、昨年1年間で1万3681人。伝統医学を学んだ医師
「世界インターネット会議・烏鎮サミット」で展示されていた口唇形状認識システムを試す来場者(2017年12月4日撮影、資料写真)。(c)CNS/杜洋 【12月25日 CNS】中国のIT大手「捜狗(Sogou)」が業界初となる口唇形状認識の開発に成功した。音声認識に頼らず、話す人の唇の動きを画像認識することによって会話の内容を解読する。 口唇形状認識は画像認識と自然言語処理が一体となった技術。ディープラーニング(深層学習)を応用し、中国語の口の動きを数千時間かけて学習させた。認識の正確率は60%以上で、米グーグル(Google)による英語の口唇形状認識システムの正確率50%を上回った。12月上旬に中国・浙江省(Zhejiang)で行われた「世界インターネット会議(World Internet Conference)烏鎮サミット」で捜狗の口唇形状認識が初めて公開され、注目を集めた。 今後は、音声
中国・北京の人民大会堂で行われたビジネス会議に出席した、米国のドナルド・トランプ大統領(左)と、中国の習近平・国家主席(2017年11月9日撮影)。(c)AFP/FRED DUFOUR 【11月9日 AFP】(更新)中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は9日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の訪中を機に、米中間で2500億ドル(約28兆5000億円)以上の商談で合意したと発表した。中国産大豆の輸入から、米アラスカ州の液化天然ガスの開発・輸出まで多岐にわたるという。 習主席は産業界の役員らを前に、「(市場を)開放し続けることはわれわれの長期戦略だ。われわれは門戸を狭めたり閉じたりすることはない。さらにより一層広げていく」と語った。 今回の巨額商談の中には、米航空宇宙機器大手ボーイング(Boeing)の航空機300機も含まれ、総額は370億ドル(約4兆2000億円
中国で発表された3DCGアニメ映画「ドラゴンフォース(原題:鋼鐵飛龍)」にウルトラマンがゲスト出演するというトレーラー映像が公開され、「円谷プロダクションの許可を得ていないのでは?」と物議をかもしています。 動画が取得できませんでした 「ドラゴンフォース~さようならウルトラマン~(原題:鋼鐵飛龍之再見奧特曼)」のトレーラー 7月10日の「ウルトラマンの日」に、中国のイベントで発表されたのは「ドラゴンフォース~さようならウルトラマン~(原題:鋼鐵飛龍之再見奧特曼)」のトレーラー映像。「ドラゴンフォース」は、「時空警察ヴェッカー」シリーズなどを手掛け、中国でも活躍する日本のクリエイター・畑澤和也さんが総監督原案を担当した3DCG映画で、2013年には日本でも作品が公開されました。 今回はその映画の第二作目にあたり、フルCGで表現されたウルトラマンがゲスト出演・活躍する様子が描かれています。作中
世界卓球選手権デュッセルドルフ大会、男子シングルス決勝に臨む中国の馬龍(2017年6月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/Jonas Gtler 【6月24日 AFP】男子卓球で世界ランクのトップ3に名を連ねる中国のスター選手3人が23日、代表チームの総監督が異動したことへの抗議とみられる理由で、同国の成都(Chengdu)で行われている国際大会をボイコットし、同国卓球界が激震に見舞われた。 国際卓球連盟(ITTF)は、世界1位の馬龍(Ma Long)、同2位の樊振東(Fan Zhendong)、同3位の許シン(Xu Xin)が、中国オープン(2017 ITTF World Tour Platinum China Open)の2回戦に姿を見せなかったと発表した。 ITTFの発表では、3選手が試合に現れなかった理由は「不明」とされているものの、会場にいた観客は、20日まで中国代表チームの総監
国家体育総局の報道官は23日、国際卓球連盟(ITTF)ワールドツアー・中国オープンにおいて馬龍ら選手3人が集団棄権したことについて声明を発表し、中国卓球協会に厳粛な対応を命じました。 声明は、大会期間中の23日、中国卓球男子チームのコーチ2人と選手3人が無断で試合を棄権し、深刻な社会影響を及ぼしたことについて、「重要な国際試合における、連絡無しの勝手な試合放棄は、一選手としてのプロ意識と品性、国家の栄誉と利益、また観客と対戦相手に対する尊敬の念を顧みない、きわめて間違った行為である」と表明しました。 また、「スポーツチームと選手には、いかなる時にも愛国主義と集団主義を第一とするよう要求する。中国卓球協会に事実の解明と厳粛な対応を命じた」としました。(怡康、謙)
広州富力のドラガン・ストイコビッチ監督は、18日に行われた中国スーパーリーグの上海上港戦で勃発した大乱闘に対し、怒りを爆発させている。英メディア「メトロ」が報じている。 【動画】中国で大惨事! オスカルの暴挙が発端…50人規模の大乱闘が勃発! 事件が起きたのは前半アディショナルタイムだった。タッチライン際でボールを拾った上海上港MFオスカルが突然、相手選手に向かって全力でボールをぶち当てると、その跳ね返りを今度は反対方向にいた別の選手に渾身の力で蹴り当てるという暴挙に出た。 これに激怒した広州富力の選手たちは、オスカルを突き飛ばすと、両チームの選手が入り乱れる騒動へと発展。同記事では、「元チェルシーのスターが中国で50人を巻き込む大乱闘を引き起こした」とレポートしている。 また、かつて名古屋で選手と監督として活躍し、現在は広州富力の指揮官を務めているドラガン・ストイコビッチ監督のコメ
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