1月6日より放送が開始された、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』。 「W主人公」でストーリーが展開していくのだが、そのうちのひとりが、日本のオリンピック代表選手1号で、「マラソンの父」と呼ばれる金栗四三だ。ドラマでは、歌舞伎俳優の中村勘九郎が演じている。 じつは金栗四三はかつて、大阪・道頓堀のシンボルにもなっている、お菓子「グリコ」のマークのモデルだった。写写丸は、グリコを販売している「江崎グリコ」の広報担当を直撃取材した。 ――「グリコ」のマークはどうやってできたんですか? 「弊社では『ゴールインマーク』と呼んでいます。創業者の江崎利一が、栄養菓子「グリコ」の商標とキャッチコピーを検討していた時期のことです。近所の八坂神社(佐賀県蓮池町)で駆けっこをしていた子供が、両手を大きく上げてゴールインした瞬間を目の当たりにしました。 その姿を見て、『人間は誰でも健康でありたいと願