大正創刊の「大阪人」休刊へ＝大阪市：時事ドットコム大正創刊の「大阪人」休刊へ＝大阪市 大阪市の外郭団体「都市工学情報センター」が発行する情報誌「大阪人」が４月２日発売号をもって休刊となる。大阪の歴史や文化を発信し続けてきた老舗雑誌は８７年の歴史に幕を下ろす。 大阪人は１９２５年に創刊した「大大阪」が前身。戦時中に一時休刊したものの、４７年「大阪人」に改名し再開した。 今年度からは、表紙のデザイン変更やページ数増など大幅に内容をリニューアルし、月刊から隔月刊と特別号に。発行部数は平均で６０００部ほど増え約１万７０００部となったが、景気低迷に伴う広告収入の減少が大きく影響し、３８００万円の赤字を計上する見通しとなった。発行元の同センターは「事業経営が改善しなかった」として休刊を決めた。 担当者は「時代ごとに『大阪人』の役割があった。たくさんの人に（大阪のことを）伝えてこられて感謝している」と話した。【もぎたて便】（2012/03/09-08:
