このブログを始めた頃に「40代、50代のプログラマー?」と題する記事を書いています。タイトルとしては、40代、50代ということなのですが、実は30代にも当てはまります。特に、30代後半です。 大学(大学院)を卒業して、10年以上が経過したら、30代後半になってきます。つまり、10年以上の経験があると期待される訳です。前述の記事の言葉を言い換えれば、次のようになります。経験年数10年以上相応の問題解決能力、解決に向けての提案能力、あるいはトラブルなどの的確な説明能力を回りの若い人達は期待する。当然、指示する側としても、そのような対応を期待する訳です。 ここで、注意しなければならないのは、同じ指示でも、新人への指示と10年以上の経験がある人への指示は、指示している側の「信頼残高」への影響が異なるということです。具体的な例で説明します。 あるエンジニアが担当しているソフトウェア開発に関して、進捗