米Apple(アップル)が2013年9月に発売したスマートフォン(スマホ)「iPhone 5c」。5色のボディーカラーを用意したこのスマホは、同時発売した旗艦モデルの「iPhone 5s」に対して廉価版という位置付けで、今後の成長が期待される新興国での需要を主に狙っている。ところが、iPhone 5cは中国などで出足から販売不振が伝えられていた。しかし、ここにきて中国の労働者たちがiPhone 5cを買い始めているという。一体何が起きているのか。EMS(電子機器の製造受託サービス)/ODM(相手先ブランドによる設計・生産)企業・市場に特化した情報サービスを提供する、EMSOne編集長の山田泰司氏に解説してもらう。