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ブックマーク / xtech.nikkei.com (38)

  • グッドデザイン賞候補から見えてくるITへの期待

    グッドデザイン賞(日産業デザイン振興会)の一次審査結果が7月29日,Webサイトで公表された。情報システムに関連する分野でも,数多くのエントリーがある。一次審査を通過したエントリーを眺めていると,世の中はIT業界に何を期待しているのか,ITが世の中をどのように変えると思われているのかが見えてきて,面白い。 グッドデザイン賞(日産業デザイン振興会)の一次審査結果が2009年7月29日,Webサイトで公表された。情報システムに関連する分野でも,数多くのエントリーがある。審査員の一人,紺野登氏は次のように語る。 「モノの時代からサービスの時代になりつつある。今やGDPの7割強を占めるのはサービスだ。デザインの分野もサービスに注目している。ITが加わることでサービスの質は大きく変わる。今年のグッドデザイン賞のエントリーには,これからの産業を引っ張っていきそうなものが多く含まれている。IT業界

    グッドデザイン賞候補から見えてくるITへの期待
  • 情報システムは使い手に“感動”を与えるべき

    「情報システムは便利なだけでなく、使い手に“感動”を与えるべきだ」――。RIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)技術に特化したシステム開発企業であるデルタポートの影山 大介社長は、こう主張する。2009年6月には、資格取得支援のネットサービス「ライブカレッジ」を開始した。「3分で理解できる」ことを念頭に開発した同サービスは、RIA技術を駆使した操作方法が特徴だ。(聞き手は玉置亮太=日経コンピュータ) デルタポートの業務内容は。 RIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)技術を使った情報システムの開発だ。当社は元々、Webに特化したデザイン会社として、2000年にスタートした。業務システム開発に進出し始めたのは2005年のこと。主にアドビのFlash技術を使ったシステムを開発する。 これまでに大手自動車会社の商談支援システムや、同社系列のパーツ販売会社の受発注システム、IS

    情報システムは使い手に“感動”を与えるべき
    tkt33
    tkt33 2009/07/31
    SIerは読んどいたほうがいい
  • Microsoft,オープンソースの学習管理システム「Moodle」用プラグインを発表

    Microsoftは米国時間2009年7月21日,オープンソースのeラーニング・プラットフォーム「Moodle」用プラグイン「Microsoft Live Services Plug-in for Moodle」を発表した。このプラグインにより,Moodle環境からMicrosoft教育機関向けに提供するサービスを利用できるようになる。 Moodleは,教師がクラス用Webサイトを作成するための機能を備えるWebベースのコース管理システム。Moodleで作成する一般的なWebサイトは,学習教材,宿題,テストなどで構成される。Moodleは207カ国で3000万人近い教師と学生に使われている。 Microsoftは,オンライン・サービス「Live@edu」を通じて,教育機関向けにコラボレーションおよびコミュニケーション・サービスを提供している。このサービスに登録した教育機関は,電子メール

    Microsoft,オープンソースの学習管理システム「Moodle」用プラグインを発表
    tkt33
    tkt33 2009/07/23
  • 「カーシェアリング」が熱い

    自動車を複数のユーザーが共同利用する「カーシェアリング」。今,大手企業のカーシェアリング事業参入が相次いでいる。このようなカーシェアリング市場拡大の動きは,IT業界にとっても追い風になりそうだ。 「自動車」「レンタル」「土地」の3要素が必要 先日,駐車場「Times」を運営するパーク24社長の西川光一氏と中古車販売のガリバー・インターナショナル社長の羽鳥兼市氏にインタビューする機会があった。パーク24は2009年3月に,ガリバー・インターナショナルは同4月にカーシェアリング事業に参入したばかりだ。 カーシェアリング事業には,集合住宅に導入する「マンション・モデル」と,街中にステーションを設置する「街中モデル」があるが,新規参入の2社は,ともに街中モデルでの展開を狙っているようだ。 西川氏も羽鳥氏も,カーシェアリング事業の要素は「自動車」「レンタル」「土地」の3つだと話す。「自動車」はカーシ

    「カーシェアリング」が熱い
  • Data Domain,EMCの買収提案に合意,NetAppとの合意を撤回

    米Data Domainは米国時間2009年7月8日,米EMCが同社を買収することで最終合意に達したと発表した。同社は米NetAppによる買収で合意していたが,EMCが買収額を引き上げたことを受け,今回の合意に至った。EMCは,Data Domainの発行済み株式をすべて買い取る目的で,TOB(株式公開買い付け)を7月17日まで実施する。買収額は1株当たり33.50ドルで,総額約21億ドルにのぼる見込み。Data DomainNetAppとの合意を撤回し,違約金として5700万ドルを支払う。 Data Domainは,NetAppが同社を約15億ドルで買収することで5月に合意した(関連記事:NetApp,ストレージ・ベンダーのData Domainを15億ドルで買収へ)。しかし,EMCがNetAppの提示額を20%上回る1株30ドルでData DomainにTOBを仕掛けたため,NetA

    Data Domain,EMCの買収提案に合意,NetAppとの合意を撤回
    tkt33
    tkt33 2009/07/09
    EMCはどこへ行こうと
  • 第8回 「遺失物管理」と「M&A案件管理」は同じか?

    経営者にとって、情報システムは頭痛の種になりがちだ。業務に必須だが投資に見合った効果が出るとは限らない。ほかの設備投資に比べて専門的で難解でもある。 野村総合研究所で約20年間勤務した後に、人材派遣大手スタッフサービスのCIO(最高情報責任者)を務め急成長を支えた著者が、ベンダーとユーザー両方の視点から、“システム屋”の思考回路と、上手な付き合い方を説く。 前回(第7回)では、私が“システム屋”と呼ぶITベンダー・システムインテグレーターが、業種ごとの組織体制とは異なる組織体制を作れば、従来とは異なる可能性が広がるのではないかということを説明しました。例えば、品卸や証券会社、人材派遣会社などは、業種は違っても“仲介業”という業態で見れば同じです。互いのノウハウ・価値観を共有できる可能性があるのです。 ただし、一見“仲介業”に思えて、価値観が違うということもあります。私が経験した事例を挙げ

    第8回 「遺失物管理」と「M&A案件管理」は同じか?
  • 「象を捕まえられるほど大きな落とし穴」は誰の仕業か

    McAfee Avert Labs Blog 「Who Digs the Elephant Trap?」より May 28,2009 Posted by Igor Muttik 皮肉なことだが,マルウエアによる攻撃が激しい勢いで増えている要因の一つは,ウイルス対策ソフト用技術の進化がもたらしている。理由は極めて単純だ。ウイルス対策ソフトのスキャン機能がトロイの木馬やウイルスの活動をうまく阻止できないとしたら,マルウエアの背後にいる悪人は新作を開発する必要性などほとんど感じないだろう。「マルウエアの作者は世界中のパソコン・ユーザーを漏れなく捕まえようとして,象が落ちるほど大きな穴を掘っている」と例えることもできる。というのも,ウイルス対策ソフトが新たに登場する多くのマルウエアへの対応を迫られ,パソコンの動作を遅くしてしまっているからだ。 落とし穴を掘り,マルウエアを隠すという行為はたとえ話で

    「象を捕まえられるほど大きな落とし穴」は誰の仕業か
    tkt33
    tkt33 2009/06/15
    Who Digs the Elephant Trap
  • 社内SNSを盛り上げる

    社員同士のコミュニケーションの円滑化,情報の共有と交換,ナレッジの蓄積による生産性向上などを目的に,社内SNSを導入する動きが盛んだ。しかし,SNSに限らず古くは掲示板から最近ではブログに至るまで,社内でのコミュニケーション・ツールの有効活用は難しい。苦労して導入しても盛り上がらず,忘れ去られて苦い経験をした人も多いだろう。 なぜ盛り上がらないのか? 筆者の所属する会社にもこのような苦い経験はある。数年前社内ブログを立ち上げたのだが,全く盛り上がらなかった。今,その理由を分析してみると,次の3点が挙げられる。 1.「箱もの」的な導入 サーバーを立ち上げて,「後はよろしく」とばかりに投げっぱなしであった。利用者に対する期待感や,理想像が表明されていなかった。もちろん,コミュニケーション用サービスという「箱」を用意するだけで利用者が面白がって活発化することもあるだろうが,既存のネットサービスを

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  • 本当に「いす」がなかった,キヤノン電子のオフィス

    先日,キヤノン電子の酒巻久社長に,桜が満開となっていた同社の秩父工場(写真1)を案内していただいた。酒巻社長は『椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる!』(祥伝社)の著者であり,職場から「いす」をなくすという大胆な改革を実行した人である。秩父工場内には,応接室など一部を除き,会議室にも,開発部門や管理部門のオフィスにもいすがない。もちろん,社長室にもないという。 『椅子と~』によると,会議室からいすを撤去したことで会議への集中力が高まり,年間の会議時間が半減した。またオフィスでも,立つことで社員同士のコミュニケーションが密になり,問題解決の精度やスピードが劇的に改善したという。いす代も不要になり,いすをなくした分スペースが節約されるなど「いすをなくすことのメリットは計り知れない」(酒巻社長)。 筆者は秩父工場にお邪魔する前に酒巻社長の『椅子と~』を読み,いすをなくすことで大きな収益改善効果が

    本当に「いす」がなかった,キヤノン電子のオフィス
    tkt33
    tkt33 2009/05/19
    旧世代の経営者って感じ。効率上げることしか考えてない
  • 超上流を目指す--NTTデータ

    全社を挙げて思考法のひな型を作る NTTデータと電通国際情報サービスは、営業担当者が身に付けるべき思考法のひな型を用意。アラサーが自ら成長していくための指針にしようとしている。 NTTデータが現在取り組んでいるのは、企業が抱える課題分析や業務要件の定義など、システム開発の上流工程よりも前の、いわば「超上流」の標準化である。現行業務の課題を収集・分析したり、業務改革のプランを立案したりするためのプロセスを標準化し、超上流工程を担うことのできる人材を増やすことが目的だ。 2009年4月をめどに同社はひな型を固め、現場で活用していく。標準化は営業部門と開発部門が共同で取り組み、アラサーの教育に役立てる。 超上流人材としての思考法を養うためにNTTデータは、要求分析に向けた知識体系「BABOK」(Business Analysis Body of Knowledge)を活用する(図5)。カナダは英

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  • オラクルのサン買収で、オープンシステム時代は終わる?

    「垂直再統合(バーティカル・リインテグレーション)」。米オラクルによる米サン・マイクロシステムズの買収や、米シスコシステムズのサーバー市場参入をこう呼ぶ。専業メーカーによる水平分業のオープンシステム時代は幕を閉じ、メインフレーム時代を彷彿とさせる垂直統合が「再び」やってくるので、統合(インテグレーション)ではなく再統合(リインテグレーション)という言葉を使う。 買収を発表した2009年4月20日の電話会見でラリー・エリソンCEOは、「オラクルは、アプリケーションからディスクまでを統合したシステムを開発できる唯一の企業になる」と豪語した。1977年の創業以来、ソフトウエア専業を貫いてきたオラクルがサンの買収によって、UNIXサーバーやストレージ装置といったハードウエア事業も手に入れる。 【参考記事】[速報]オラクルが74億ドルでサンを買収 クラウドは垂直再統合の最たる姿 実はIT業界を見渡し

    オラクルのサン買収で、オープンシステム時代は終わる?
  • 資生堂/ANA/日産/NECなど異業種6社、共同プロモーション用サイトを開設

    アサヒビール、資生堂、全日空輸(ANA)、日産自動車、NEC、ネスレ日の6社は3月2日、共同プロモーションサイト「Quality Life2009」を開設した。各社のブランド力/商品力を相互活用し、単独ではアプローチできなかった新たな顧客に商品/サービスをアピールしていく考え。3月31日まで運営する予定。 「あなたが気づくと、暮らしが変わる」をテーマに設定し、「発見力タイプ診断」「発見力向上クイズ」を組み合わせたコンテンツを提供する。楽しめるクイズを用意することで、メールアドレスの登録とプレゼントへの応募を促す。登録されたメールアドレスに対し、商品プロモーションメールを配信する考え。他業種の情報を自社顧客に紹介できることと、接点のなかった顧客に自社情報を届けられること、という2つの効果を期待している。 共同プロモーションは、6社の異業種交流会から生まれた企画。各社のWebサイトや資産を

    資生堂/ANA/日産/NECなど異業種6社、共同プロモーション用サイトを開設
  • 第10回 ソースコードのロジックを見える化したい!

    「全ソースコードを対象にした個別調査では,時間がいくらあっても足りない」──。昨年,改修に伴う影響分析で,500万ステップに及ぶソースコード(COBOL)の内部仕様を,わずか1カ月,それも1人で見える化した野村総合研究所の藤田由起氏(情報技術部 生産技術部 副主任テクニカルエンジニア)はこう強調する。藤田氏は「複雑な内部仕様は全体の一部。それを全体の傾向から探り当てることが時間をかけない秘訣」と明かす。 内部仕様の中心は,処理ロジックである。この処理ロジックは,一部の言語を除いて,リバース機能を持つツールを使えば見える化できる。ただし,ソースコードが複雑に絡み合うスパゲッティ状態にあると,リバースしても内容が複雑すぎて解釈できない。その問題を回避するには,スパゲッティ状態のソースコードを,あらかじめ解きほぐす必要がある。 そこで藤田氏は,スパゲッティ状態にあるソースコードの全体傾向を「規

    第10回 ソースコードのロジックを見える化したい!
  • Yahoo! JAPAN インターネット クリエイティブアワード2008、企業部門グランプリはバスキュールが受賞

    Yahoo! JAPAN インターネット クリエイティブアワード2008、企業部門グランプリはバスキュールが受賞 ヤフーは2008年11月28日、Webサイトやバナー広告などのクリエーティブを表彰する「Yahoo! JAPAN インターネット クリエイティブアワード2008」の授賞式を東京都内のホテルで開催した。企業の部のグランプリは、Web制作会社バスキュールが制作し自社で公開したコンテンツ「魔球ロワイヤル」が受賞した。 魔球ロワイヤルは、高校野球の試合の九回裏二死満塁フルカウントの場面で、投げる「魔球」の名前や球の変化の軌道を設定したり、それを打ったりして楽しむコンテンツ。自分の魔球ブログパーツを作成し、ブログに張り付けることもできる。最終審査員のTUGBOATのアートディレクター川口清勝氏は「細部まで異常なほどこだわったことへの評価が高かった」と受賞理由を説明した。 個人が応募する一

    Yahoo! JAPAN インターネット クリエイティブアワード2008、企業部門グランプリはバスキュールが受賞
  • 子供が駅の改札を通るとメールが届く「エキッズ」、2008年末までに2500人の親に提供

    PASMOを使って、東急線の駅の自動改札機を通過する子供の姿。この瞬間に、親には改札通過を知らせる電子メールが届く 東急セキュリティ(東京・渋谷区)が2007年12月に始めた駅改札通過情報配信サービス「キッズセキュリティ・駅(エキッズ)」の利用者が、開始から1年が経過する2008年末までに2500人を超える見込みだ。2009年末には倍増を目指し、5000人の獲得を目標としている。 エキッズとは、子供がPASMO(パスモ)カードを使って東急線の駅の自動改札機を通過すると、親の携帯電話に子供の駅通過情報が電子メールで届くサービスのことである。子供が自動改札機にPASMOをタッチしたタイミングで、「11月27日 8時30分、太郎君、東急電鉄・二子玉川駅を入場(出場)されました」といった内容のメッセージが親に配信される。 世田谷線を除く東急線全駅がサービスの対象となっており、小学生と中学生が利用で

    子供が駅の改札を通るとメールが届く「エキッズ」、2008年末までに2500人の親に提供
  • 番組制作会社はテレビ局から自立できるのか

    2008年10月15日に,「番組制作会社のためのデータベース」の運用が開始された。番組制作会社などの共同出資会社であるクリエイターズ・プラスが立ち上げた「EIZO創庫」がそれだ。Webベースのデータベースシステムで,番組制作会社は専用サイト上で,自社やほかの番組制作会社が制作したテレビ番組や番組素材(編集前の映像)を検索できる。 番組制作会社は,二次利用が可能な自社のコンテンツ情報を管理したり,新たなコンテンツを制作する際に利用できそうな他社の番組素材を検索したりすることが可能だ。クリエイターズ・プラスはEIZO創庫の稼働を契機に,番組制作会社がコンテンツの二次展開をしやすい環境の実現を目指す。 クリエイターズ・プラスの柏井信二社長(番組制作会社「いまじん」の社長を兼務)はEIZO創庫を立ち上げた理由を,「制作会社の自立のため」と説明する。番組制作会社は収益の大半をテレビ局に依存している。

    番組制作会社はテレビ局から自立できるのか
  • 人が本当に学ぶとき

    日曜日の昼間に家で事をしていると、人気鑑定番組の再放送が流れてきた。今回の依頼者は、退職後に趣味で始めた陶芸にはまり、ついには自宅に立派な工房を構え日々制作にいそしんでいるのだという。完成した作品数は数千点にのぼるとのことで、流れた映像をみると、なるほど作品が収められているとおぼしき立派な桐箱が山のように積みあがっている。ライバルは近世陶芸界の巨人、北大路魯山人だという。 依頼者は、選び抜いた最高の自信作を持参されていた。司会者は当然のように、鑑定士の中島誠之助に論評を求める。彼は一瞬困ったような顔をしたように見えたが、そこはさすがにプロで「味わいはともかく、技量は大したものだ」と無難に切り抜けた。私も映像でその作品をみたが、確かに微妙なものであった。 ご人はすごく純朴そうな方だし、個人が趣味でやっていることだからとやかく言う筋合いのものではない。ただ、現象として「なんだかよくあるパタ

    人が本当に学ぶとき
  • 第9回 逝去した巨匠への追悼 感激したあの言葉

    このコラムで以前,世界的な建築家のレビューのすごさについて書いたが,その巨匠が逝去された。巨匠との仕事の中で,もう一つ強く記憶に残っていることがあるので追悼の気持ちを込めて紹介したい。 筆者のコンサルティングの仕事の中で,個人を相手にした仕事が一度だけある。もちろんITコンサルティング会社を経営していると知人からパソコンやインターネットに関して相談されることは多い。しかし,それらは個人的なアドバイスであり,報酬をもらうような仕事ではない。ところが,巨匠の設計事務所から依頼された個人相手の案件は驚くべきものだった。 巨匠の作品は,都市,空港,美術館,複合施設など大規模なものが有名だが,ごく少数であるが個人邸もある。依頼は,ある資産家の新築邸のネットワーク導入だった。当初は軽く考えていたが,打ち合わせに出向くとちょっとした規模の企業からのオーダーと変わらぬものであった。施主の要望は,全部屋イ

    第9回 逝去した巨匠への追悼 感激したあの言葉