近年、グローバルPRの世界で注目を集める「ブランド自身がメディア化する」動き。米国ではコンテンツマーケティングに取り組む企業が増え、いよいよ本格化しそうだ。読売新聞記者、PR会社を経て米国で活動する岡本純子氏が現地から解説する。 日本企業の海外進出が進む一方で、せっかくのいいモノ、サービスの魅力を伝えきれないがために、なかなかその実りをあげることができない企業も多い。そうした日本企業や日本人の国際舞台での「コミュニケーション下手」を克服する方法はないものか─。 答えを求めて、3カ月前、9年間勤めたPR会社を辞め、アメリカ・ニューヨークにやってきた。「新聞記者」と「PRコンサルタント」という、コミュニケーション業界の「表と裏」で得た経験を活かし、ジャーナリスト兼コンサルタントとして、グローバルコミュニケーションの奥義を吸収すべく奮闘中の身である。 学ぶことはまだまだ数多いが、様々な業界人に会