この記事はElastic stack Advent Calendar 2017の12/6分の記事です。 ElasticスタックによるApacheアクセスログやsar情報などのメトリクス収集を初めて導入した後の頻出トラブルとして、インデックスのオープンしすぎによるJavaヒープメモリ枯渇がある。 検索エンジン用途や、運用監視業務に組み込むような「本気の」運用では、事前にサイジングが行われる。しかし、まずはシステム状況が可視化できるかお試しで導入を始めると、とりあえず運用を始め、インデックスのクローズや削除、スナップショットの定期取得などの運用管理計画はどうしても漏れがちとなる。 では、具体的にElasticsearchはだいたい何ヶ月分のメトリクスが保存できるのが次の疑問になるが、以下のような多様な要素が作用するため、要件に合わせて実機検証が必要となる。 登録するメトリクスの種類 Apach