ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は2012年5月21日、地上・BS・110度CSチューナーを内蔵する「nasne(ナスネ)」のプレス向け体験会を開催した。PlayStation 3(PS3)やPlayStation Vita(PS VITA)などで使える周辺機器かと思いきや、実はソニー製品だけでなく、さまざまな機器で活用できるものだということが判明した。特に注目したいのがAndroidタブレットおよびスマートフォンでの活用方法だ。そこで今回は、スマホ・タブレットユーザーから見たnasneの魅力について迫っていきたい。 3波チューナーと500GB HD、NAS機能搭載で1万6980円は安い!? nasneは地上・BS・110度CSデジタルチューナーに500GB HDDを搭載するデジタルレコーダーで、家電AVネットワーク規格「DLNA」に対応するメディアサーバー機能も備える。7
あの全録レコーダーがいよいよ手の届く価格で登場 現在、レコーダー市場はDVDレコーダーからBlu-ray Discレコーダーへと移行されている。だが、DVDからBlu-ray Discに変わったとしても、録画スタイルが劇的に変わるわけではない。 HDDに録画した番組が、HDでディスクに残せる。または、より長時間で高画質に残せる。「これだけ……」と言ったら語弊があるかもしれないが、もともとDVD時代よりHDDからDVDにダビング保存している人は少ないというデータもあり、DVDからBlu-ray Discへの移行は、高画質なハイビジョンソフトを見るという意味はあるかもしないが、録画機としては一般の人にはとってそれほど大きなインパクトはないだろう。 だが、ビデオデッキの時代から連綿と続く録画スタイルそのものに革命を起こす方式の録画機が登場してきた。それが、今回紹介する全録スタイルだ。全録とは読ん
このコラムを読んでくださる方なら、2005年10月にソニーから発売された「ロケーションフリー」という製品を覚えておいでの方も多いだろう。世界中どこにいても、パソコンやプレイステーションポータブルなどから、自宅のテレビ放送、レコーダーに録画した番組などを自由に観られる画期的な製品だった。いかにもソニーらしい(みんなの「これが欲しかった!」を実現、スマートでかっこいい)製品で、爆発的といっても良い売行きをしめした。そもそも、このロケーションフリーは「エアボード」という名前のタブレット型ワイヤレステレビから発展した製品で、ソニーは10年以上も前に、現在のiPadなどのタブレット端末のコンセプトを先取りしていたのだ。 ところが2006年に「まねきTV訴訟」が起きると、ソニーはこのドル箱製品を「ご好評につき生産完了」として、事実上生産中止してしまう。あわてた消費者の間では、ネットオークションや中古シ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く