筆者は、これまで確実に10台以上の“名刺読取り機”を自腹で購入してきた。でも1週間もしないうちに諦めてしまう「名刺管理三日坊主」だった。理由は、筆者の我慢強さの欠如だけではない。名刺読取り機の肝であるはずの“文字認識率の低さ”と、ヘボ変換の後始末“修正入力の面倒くささ”だった。ハードやソフトの技術力だけでは、完璧な文字認識は所詮無理なのだ。 そんな筆者が「これ以上は絶対にない!」と自信を持って断言できる、高品質な名刺読取り機がついに登場した。過去の筆者のように趣味で名刺読取り機を何台かコレクションしてみたいなら、ほかのガジェットモデルでも良いだろう。しかし、仕事や自らの生産性向上のために名刺読取り機を購入するなら、これ以外を購入する理由はまったく見当たらない。 ウルトラ凄い商品の名称は「KYBER SmartCardBox」(以降KSCB)。「名刺」という固有のアイテム名が商品の冠に付いて