日銀は26日の金融政策決定会合で、日本経済の2015年度までの見通しである「経済・物価情勢の展望（展望リポート）」をまとめた。消費者物価指数（CPI）の前年度比上昇率について、新たに15年度をプラス1.9%とする見通しを加え、「物価安定目標」に掲げる2%達成への道筋を盛り込んだ。日銀が展望リポートで3年分の物価見通しを示すのは今回が初めて。CPIの上昇率見通しはいずれも前回リポートの中間評価を