日銀は26日の金融政策決定会合で、日本経済の2015年度までの見通しである「経済・物価情勢の展望（展望リポート）」をまとめた。消費者物価指数（CPI）の前年度比上昇率について、新たに15年度をプラス1.9%とする見通しを加え、「物価安定目標」に掲げる2%達成への道筋を盛り込んだ。日銀が展望リポートで3年分の物価見通しを示すのは今回が初めて。CPIの上昇率見通しはいずれも前回リポートの中間評価を

プロレス界の鉄人、小橋建太（４６）の引退試合（５月１１日、日本武道館）まであと１カ月に迫った。 日刊スポーツ新聞社では、１２日付の紙面で丸々１ページを割いて、小橋のインタビューをたっぷり掲載します。「プロレス人生に悔いなし」という小橋が、師匠の故ジャイアント馬場さん、チョップへのこだわり、四天王時代の秘話など、プロレス人生について語りました。ぜひ、紙面を手に取ってご覧ください。

全日本柔道連盟に地方からの切実な声が届けられた。２６日、臨時理事会に続いて開かれた評議員会で、女子日本代表の暴力・パワハラ問題、日本スポーツ振興センター（ＪＳＣ）からの助成金不正受給疑惑と問題多発の組織へ、不信感が噴出。上村春樹会長（６２）の責任や、国会の証人喚問の可能性にまで及んだ。 公益財団法人で、理事会をチェックする機能を持ち、各都道府県連盟の会長などで構成される評議員会。一連の不祥事に、現場の声は辛辣（しんらつ）だった。５６人の先陣は鳥取の常田氏。「助成金の処理で、（財団法人の）認定取り消しも十分に視野に入れるべきだ。その場合はトップが出処進退を明らかにすべきだ」と会長を名指しした。 ＪＳＣから指導者へ支給される助成金を、実際に指導実態がない人物が受け取っていた疑惑。「残念ながら常田氏に賛同します」と新潟の立川氏が続く。さらに、助成金を支給された指導者から、強化委員会が金銭を徴収し

女優宮崎あおい（２７）が２８日、都内で行われた映画「ペタル ダンス」（石川寛監督、４月２０日公開）プレミア試写会で、ロケ現場で安藤サクラ（２７）と寝てばかりいたと暴露した。 撮影に入ったころは、忽那汐里（２０）を含む３人で現場にいることが多かったが「みんなサッパリ、サッパリしてた分、それぞれ勝手なことをしている。私とサクラちゃんは寝てる。忽那さんは私たちを観察して絵を描いている」と明かし、笑った。 忽那は「待ち時間が結構長くて、宮崎さんは編み物をしたり…無言で３人で絵を描いていました。ただ宮崎さんとサクラさんが寝るのが好きで、私は絵を描き続けていました」と明かした。それを聞いた吹石一恵（３０）は「いい意味で個人プレー。寝たかったら寝る。起きたかったら起きる。すごく心地いいので、なじみました」と笑った。

昨年５月に結婚し、同１０月に離婚した故若山富三郎さんの長男で俳優若山騎一郎（４８）と、故上原謙さんの次女で女優仁美凌（３２）が先月によりを戻していたことが１５日、分かった。近く婚姻届を再提出する。結婚期間約５カ月、別離期間約３カ月。芸能界の名門一家に生まれた大物俳優２世同士のカップルが、“スピード復縁”した格好だ。

タレント小森純（２７）が３日、ＴＢＳ系「サンデージャポン」に生出演し、自分のブログでペニーオークションに関連した「うその落札」をした件について謝罪した。一部で「芸能界追放」と報じられたことにショックを受けたと言い、この日スタジオで「認識が甘かったと感じています。もっと早く謝罪すべきだった」と涙を流した。 しかし共演者の西川史子からは、「これでみそぎを済ませたと思ったら大間違い。テレビに出てくる神経も理解できない。詐欺の片棒を担ぐようなことは心根の問題。顔も見たくない」などと厳しく批判された。

＜プロボクシング：６回戦＞◇２９日◇東京・後楽園ホール◇９５８人 キックボクシングのメジャー団体となるＲＩＳＥの元世界バンタム級王者・久保賢司（２３＝角海老宝石）がデビュー２戦目でＴＫＯ負けした。 元世界王者との対戦経験もあるＷＢＣ世界フライ級２０位レイ・ミグリノ（２６＝フィリピン）と６回戦で激突したが、１回からミグリノの右ストレート、右フックなどを浴びて劣勢となった。苦戦の展開が続くと、３回には右ストレートを浴びてダウン。その後も反撃できないまま、同回２分０秒、ＴＫＯ負けとなった。 試合後、久保は「強い相手を用意してもらい、良い環境でやらせてもらっているのに結果を出せなくて申し訳ない。最後はおぼえていないのですが、１回にすごいパンチがきて強いと分かった。興奮して打ち合おうと思ってしまった。打ち合いには自信があったのですが…」と敗因を口にした。

＜テニス：全豪オープン＞◇第２日◇１５日◇オーストラリア、メルボルン・ナショナルテニスセンター ４２歳で世界１００位のクルム伊達公子（エステティックＴＢＣ）が、大会女子最年長勝利の快挙を達成した。 同１２位で第１２シードのナディア・ペトロワ（３０）に６－２、６－０のわずか６４分でストレート勝ち。８５年大会にウエード（英国）が記録した４０歳を大きく上回り、６８年オープン化（プロ解禁）以来大会女子最年長勝利となった。「本当にハッピー。内容もいいテニスができた」と、公子スマイルが輝いた。 マッチポイントでペトロワのフォアがアウトすると、クルム伊達の「カモーン！」という声がこだました。第１セットの第７ゲームから、怒とうの８ゲーム連取でけりをつけた。自身としては、９６年以来１７年ぶりの全豪勝利。昨年、両足の内転筋のケガに悩まされ、切望していたロンドン五輪出場を逃したどん底から、アラフォーの星が見事に

＜プレナスなでしこリーグ＞◇第１０節◇１５日◇万博など◇２試合 ロンドン五輪などで中断していたリーグ戦が、約３カ月ぶりに再開して２試合を行い、首位のＩＮＡＣ神戸がＦＷ高瀬の３得点など６－０で９位の大阪高槻を下した。ＩＮＡＣ神戸は通算９勝１分けで勝ち点２８に伸ばした。ＭＦ沢が今季初得点を記録した。 ２位日テレは３－０で福岡ＡＮに勝ち、７勝２分け１敗で勝ち点２３。

＜プレナスなでしこリーグ：大阪高槻０－６ＩＮＡＣ神戸＞◇第１０節◇１５日◇万博 ＩＮＡＣ神戸のＭＦ沢穂希（３４）が今季初得点を挙げた。２－０の前半３４分、ＦＷ高瀬愛実（２１）のシュートをＧＫがはじいた球にすかさず詰め、滑り込みながら右足でゴール。沢が一人で担ってきた守備的ＭＦを、チームは２人の布陣に変更。沢の攻撃参加の回数が増えている。沢は「点は取れればうれしい。得点やアシストに関わるプレーを増やしたい」と話した。

コンテンツエリア メインコンテンツ 卓球男子団体準決勝　日本対スウェーデン　フルセットの末、敗れた張本はひざから崩れ落ちる（撮影・垰建太） [記事へ]

＜女子Ｗ杯：日本３－１スウェーデン＞◇準決勝◇１３日◇ドイツ・フランクフルト ５大会連続出場のＭＦ沢穂希（３２＝ＩＮＡＣ）が、再び厚い壁を打ち破った。女子Ｗ杯ドイツ大会準決勝でスウェーデンに勝利し、なでしこジャパンを決勝進出に導いた。Ｗ杯、五輪ではＡ代表として日本サッカー界史上、男女含めて初の決勝進出。１－１の後半１５分には、沢がこぼれ球を頭で押し込み、今大会４点目。得点ランクはトップに並んだ。「この勢いで金メダルをとって日本に帰りたい」。過去の対戦では３分け２１敗の強敵米国との決勝戦は、１７日（同１８日午前３時４５分）にキックオフを迎える。 沢を中心に、なでしこのメンバーたちが喜びの花を咲かせた。「ずっと夢見てきたＷ杯でのメダルを目標にしてきたので、夢のようで現実じゃないんじゃないかという感じ。しかも絶好の舞台で決勝で戦えるなんて…」。 ６８年メキシコ大会で釜本邦茂氏らの活躍で獲得した銅

＜女子Ｗ杯：日本３－１スウェーデン＞◇準決勝◇１３日◇ドイツ・フランクフルト 決勝に進んだ日本の最前線にはドイツの強豪クラブ、デュイスブルクに所属するＦＷ安藤梢（２９）がいた。「デュイスブルクから応援に来てくれたんです」と試合後には観客席の応援団を見つけ、満面の笑みで手を振った。 安藤にとってドイツは特別な国。かつて短期留学して海外でのプレーを夢見た。現在は住む場所となり、新しいサッカー観を与えてくれた場所ともなった。１対１の激しい戦いが重視されるドイツのサッカーは「本当に速いし、激しい。日本では味わえないことだらけ」だったという。２シーズンもまれ、たくましさを増した。 この日も攻守に奮闘。相手ＧＫとゴール前で競り合い、２点目と３点目のきっかけをつくった。「今大会を戦って、本当に思います。ドイツに来てよかった」との言葉に実感がこもった。

＜女子Ｗ杯：日本３－１スウェーデン＞◇準決勝◇１３日◇ドイツ・フランクフルト ２ゴールの活躍を見せた川澄奈穂美のコメント。 「（同点ゴールは）いいボールが来たので走り込むだけだった。押されて倒れていたので（得点は）わからなかった。みんなが駆け寄って来たので、あれ、入ったんだ、と思った。会場の雰囲気に慣れていたので、緊張はしなかった。（チーム３点目のゴールは）ゴールが空いていたので、思い切って打った」。

＜女子Ｗ杯：日本３－１スウェーデン＞◇準決勝◇１３日◇ドイツ・フランクフルト 守備陣を引っ張る岩清水は笑みがこぼれっぱなしだった。「終わった瞬間、ひと安心した。みんなでお互いに『すごいね』と言ってました」と笑った。 前半１０分に沢からのパスが短くなり、岩清水が競り負けて奪われたことがきっかけで失点したが、慌てなかった。「ボールは持てていたし、大丈夫だと思った。早い段階で１点返してくれた仲間に感謝したい」と話した。